竹田城は但馬街道、山陰街道、山陽地方、京都を結ぶ要所にあり、標高353.7mの虎臥山の山頂に築かれた梯郭式山城です。縄張りは南北約400m、東西約100m。天守台をほぼ中央に配し、本丸、二の丸、三の丸、南二の丸が連郭式に配され、北千畳と南千畳を双翼とし、天守台北西部に花屋敷と呼ばれる郭があります。
羽柴秀吉公が姫路に入った後、弟の羽柴小一郎秀長公は3千の兵で但馬攻めを行い、竹田城は陥落しています。これ以降、竹田城は織豊方の軍事拠点の城郭として、現在に姿を残す総石垣造りで改修されています。
竹田城へは3度目の訪問で、山城の郷に駐車し、ここから40分程かけ徒歩で登城しました。路線バスもこの山城の郷から出ていますが、乗車する観光の方で行列ができており、はやる気持ちがあり徒歩にて行きましたが、何のことはなく苦も無く十分歩いて行けます。
最初に訪問した2010年8月の頃は、城跡近くのトイレ、自販機が設置されている駐車場まで車で行くことが出来、もちろん順路もマットもロープもそして勿論、拝観料(500円)もありませんでした。
今回の訪問目的、黒井城の雲海が目的でそのついでに寄ったわけですが、やはり穴太積みの石垣群は素晴らしく、十分堪能でき満足した時間を過ごすことが出来ました。
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