湯河原の土肥城に行ったときに知った<もうひとつのしとどの窟>。
18きっぷの2回目を使い、周辺の関連地と合わせて行ってきました。
①しとどの窟
真鶴駅から徒歩20分くらい。
箱根の山中や湯河原のしとどの窟などを経て真鶴にたどり着いた頼朝が最後に身を隠したと伝わる窟で、かの時代には130mの奥行きがあったと言われているそうです。今は僅か数メートルの洞穴が残るばかりですが、岩盤や断崖からかつての姿を想像することは難くありません。
品川台場礎石の碑と大石も同じ場所にありました。開発によって台場の遺跡が失われることを危惧し礎石を採掘場であるこの地に移したのだそうです。
②番場浦海岸
真鶴半島は数時間で一周できるくらいの小さな半島です。江戸城石切場跡の残る番場浦海岸まで歩いてみました。観光地化されていない静かな海岸で、冬の海がとてもきれいでした。ただ波が高く、採石ポイントまでは近づけなかったので、機会があれば夏にもう一度行ってみたいです。
③源頼朝船出の浜
番場海岸から来た道を戻りつつ、土肥実平が頼朝の無事を祝い再起を願ってうたい踊ったと伝わる謡坂を通り、岩海岸へ向かいました。
岩海岸は安房を目ざした頼朝一行が船出した海岸です。石碑がふたつ、背中合わせに建てられていました。房総半島は見えなかったけれど、弁天島や真鶴ブルーラインの岩大橋を眺めながらの砂浜散歩は気持ちよかったです。
④大河ドラマ館
最後に鶴岡八幡宮の大河ドラマ館に行きました。予約をしていなかったのですが当日券で16時ちょうどに入館できました。最終回を終えて間もない訪問でしたが、既にいろいろ懐かしかったです。大河ドラマ館の楽しみは実際に使用された衣装や小道具を見ること。ガラスケース越しに貪り見てしまいました。
八幡宮本宮から若宮大路の向こうに見える夕焼けがきれいでした。
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