数拾年前より福井県に白山神社城郭が在る?との情報が脳裏に残って居り色々の城郭誌を見て居ましたが場所が分かりませんでした、ところが今回10月6日の「イオさん」平泉寺城投稿の写真で脳裏の写真とピッタリ合致し、あぁ此処だったのかと、白山神社と平泉寺城とが一緒だったのだと合点しました。長年の疑問が晴れました、イオさん投稿有難う。
と言う事で秋晴れを狙って文化の日、白山平泉寺城を主目的に越前未踏の城廻り致しました。
地元で白山平泉寺と呼称されて居ましたので今回の投稿は越前の国なので【越前・白山平泉寺城】の呼称を使わせて頂きます。
住所:福井県勝山市平泉寺町平泉寺56(平泉寺白山神社グーグルマップ史跡マーク)
住所:福井県勝山市平泉寺町平泉寺66-2-12(白山平泉寺歴史探遊館まほろば)
先ずは歴史探遊館まほろばを目指し、空きの有ったまつや前の駐車場を利用、まほろば館により館内観覧と白山平泉寺散策マップを頂き散策探訪を開始。
脳裏に残ていた白山神社一の鳥居、精進坂で初の対面、此処だ此処だの脳内反応、参拝者は結構多い、世界遺産登録を狙って居るようです、参道を進み杉林、杉並木が林立し、石垣は苔むし幽玄な雰囲気、参道両脇には坊院跡が石垣で囲まれ区切られて居る、国の名勝枯山水の庭園はパス、御手洗池は出入口が枡形虎口の様な石垣構造、二の鳥居を潜ると神域中枢、一面苔むし神秘的拝殿前の広いエリアは往時、大講堂、各伽藍が立ち並んでいた事でしょう、正面に拝殿、焼失前は三十三間拝殿(約60m)が建っていたそうです、両脇にその痕跡の礎石が苔むし残って居ます、その奥が本社が鎮座、基壇は巨石を使った石垣と成って居り石段が三基、夫々本社、越南知社、別山社が鎮座、巨石の石垣は見応えが有ります。
拝殿の南側の鳥居から三の宮への参拝路がります、まほろば館の係員の方に伺ったら約30分掛かるとの事でパスし、陽の有る内にと更に南降りて復元の門と土塀の在る南谷発掘地へ急ぎました。(復元の門と土塀編に続きます)
天正2年(1574年)一向宗門徒との抗争で焼失したものの、平成元年(1989年)からの発掘調査によって遺構が確認され、坊院跡も徐々に明らかに成り、旧境内は約200haにわたって広がり、現在も地道な発掘が続いているとの事です。
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