盛岡二日目は盛岡城址や原敬の墓所が有る福聚山大慈寺へ。ちょっと特徴のある鐘楼が乗った山門をくぐると正面に本堂、左側に原家の墓所があり手を合わせることができた。ほど近い場所に地元酒蔵「あさ開」の地酒物産館があり、お土産用(自分への)の清酒を購入(笑)一路、紫波町の高水寺城を目指す。
高水寺城は紫波町の北上川右岸の台地に位置する山城。比高は60mほどで地元では城山と呼ばれ公園化されている。この城は南北朝時代に足利一門の斯波氏によって築かれ、山全体に多くの曲輪を配した中世城郭であったが、盛岡城完成前は南部氏の居城「郡山城」として利用されていたと云う。
「いざ攻城」と勇んで城山を目指すと、麓の駐車場と登り道がバリケードで塞がれ「あぶない!熊出没注意」の看板が・・・・。
紫波町では今年4月中旬以降、ツキノワグマの目撃情報が相次ぐとともに、畑仕事に連れて行った飼い犬がクマに襲われる被害もあり、花見の名所でもある城山は立ち入り禁止となっていた。後日、紫波町役場に問い合わせたところ、クマ出没情報が続いており、当面解除の見込みは無いという。
日頃地元の中世山城を探訪する際は「クマ鈴」を付けており、この日も持参してはいたのだが、城歩きに慣れない同行者も居り断念した。ざっ、残念(涙)
+ 続きを読む