つまぎじょう

妻木城

岐阜県土岐市


旧国名 : 美濃

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陣屋跡・士屋敷跡 (2025/03/01 訪問)

 北側の山麓には御殿と呼ばれる領主の館と家臣の武家屋敷が築かれていました。1658年妻木家断絶まで陣屋として存続しました。石垣や井戸跡が残っています。西側の浦山第二堰堤近くに高さ5mの石垣があります。散策マップを見ていると東側に「屋敷を囲む石積み」とありましたが、行く道がわからず断念しました。

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石垣と巨石 (2025/03/01 訪問)

 一の曲輪周辺に石垣が観られますが、ほとんどは昭和40年代に積み直されたもののようです。周辺の曲輪にも石垣は所々ありました。この城の魅力の一つは多く存在する巨石です。巨石が石垣のように積まれているように見える所がありました。実際には自然にできたもので説明板には「これは「節理」という現象です。マグマが地下で冷えて花崗岩になる時に、収縮して等間隔に割れ目(節理)が多数できます。地表に現れた時、風化浸食によって四角形のかたまりに分かれ、あたかも人が積んだように見えます。」と書いてありました。巨石は山頂周辺は至るところにあり巨石を利用して防御力を高めていたのでしょう。

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妻木貞徳 (2025/03/01 訪問)

 久しぶりの妻木城です。
土岐頼貞の孫、土岐明智彦九郎頼重が築いたとも伝わりますが、発掘調査の成果から実際の築城年代は15世紀中頃から後半と考えられているようです。関ケ原の合戦の際、東美濃地方唯一の東軍であった妻木城主の妻木家頼により、西軍方の攻撃に備えて防備を固めるために、土塁や堀切、横堀を普請して改築されました。その時の功績により妻木氏は7500石を領有しました。
北側の山麓には御殿と呼ばれる領主の館と家臣の武家屋敷が築かれ石垣などが残っています。
 御殿跡から登城しました。登城路は整備されていて、それほど急勾配でもなく歩きやすかった。城内も以前に来た時(10年以上前)は倒木や藪になっている所もありましたが、処理されて散策しやすくなっています。


 JR多治見駅から妻木上郷バス停までバスがありますが、本数が少ないので要注意です。

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しんちゃん

大河ドラマ「麒麟が来る」の主人公 明智光秀の奥さんの実家 (2021/11/28 訪問)

妻木城は妻木町を見下ろす標高409mの山頂に築かれています、
諸説あるのですが、最新の研究では戦国時代に築かれたとされています。
山頂の主郭は石垣によって南北に二段に分けられ、南の1郭は東側に、北の2郭は北に虎口を設けており
主郭部分は全体を見事な石垣で囲まれております。
さらに北に下ると3郭があり、このあたりからの眺望は素晴らしかったと記憶にあります。
1郭の南側には巨石群と土塁があり、この付近に特徴的な十字の矢穴の残った石があります。
このあたりは石切り場として機能していたのではないでしょうか。
大河ドラマ「麒麟が来る」の明智光秀の妻が妻木氏の人でしたので、
光秀の奥さんもこのあたりを遊び場にしていたかもしれません。
麓にはこれまた見事な石垣を備えた居館跡があります。
山上の城には車ですぐ近くまで行けるので、忘れずに見学していって欲しいです。

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 土岐頼重
築城年 延元4年〔南朝〕/暦応2年〔北朝〕(1339)
主な城主 土岐氏、妻木氏
廃城年 万治元年(1658)
遺構 曲輪、石垣、土塁、堀切、井戸跡
指定文化財 県史跡(妻木城跡、妻木城土屋敷跡)
再建造物 石碑、説明板
住所 岐阜県土岐市妻木町字本城
問い合わせ先 土岐市文化振興課
問い合わせ先電話番号 0572-54-1111