JR飯田線/身延線沿線城巡り1日目の13城目は武居城です。
妙義山城から転戦。武居城跡公園駐車場(36.117281、137.879431)に駐車しました。
武居城は鎌倉時代に洗馬庄(せばのしょう)の地頭であった三村氏が築いたと言われています。
16世紀の初め頃、三村氏が本拠を芦の田に移すまではこの城が三村氏にとって最も重要な城であったようです。
その後も城の改修が続けられ、現在の遺構は戦国時代末期のもののようです。
戦国時代、三村長親は信濃守護・小笠原氏に従い勢力を伸ばしていましたが、小笠原長時に従って出陣した「塩尻峠の合戦」で山家昌治や西牧信道らとともに信玄の調略に応じて寝返ります。
しかし長親はその後、謀反の疑いをかけられて処刑されました。
現在城址には二重の堀切や畝状竪堀群などの遺構が良好に保存されており、また各所に案内板が設けられているなど見学しやすく整備されています。
登城口から10分程度で城域に到着し、登り口で杖と熊よけ鈴を貸し出しています。
攻城時間は30分くらいでした。
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