土佐七雄の一人吉良氏の城と伝わっています。城址は案内標識があり迷うことなく登城することができました。登城路を歩いて行くと南側の曲輪の西側にある畝状竪堀に遭遇します。浅くはなっていると思いますが形状は確認できます。城は主に南北に主要な曲輪があり真ん中には見ごたえのある堀切が設けられています。この堀切は、昔は竹製で作られた橋が架かっていましたが、今は崩落しています。北側曲輪の北西に伸びる尾根には4重の堀切があり、この城の見どころだと思います。他の尾根にも堀切がありました。
以前に整備されたようですが、その後はあまり維持されている気配が乏しく尾根筋に降りて行く道もわかりにくくなっています。4重堀切付近は降りて行く道がわからず難渋しました。
城域は広くありませんが、楽しませてくれる城址です。
高知駅バスターミナルからバスに乗り新川通バス停下車。約10分で登城口に行くことができます。
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