しずがたけとりで

賤ヶ岳砦

滋賀県長浜市

別名 : 賤ヶ岳城
旧国名 : 近江

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堂木山と神明山の境の峠道
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神明山砦 (2026/08/22 訪問)

 堂木山砦から西に向かうと、深い堀切状の地形が現れます。神明山との境目で、地元民が小さな峠道として利用していたところですと。明るい尾根道を進むと、土塁が現れます。主郭はこじんまりした作りですが、城域は尾根沿いに細長く伸びてます。
 山城巡りをして人に会うことはめったにないですが、ここの尾根道では、二組のハイキング(?)客に会いました。帰りは、先程の峠道を南に下りました。東野山と堂木山の間の平地に柵を設けて、柴田軍の南下に備えたとのことですが、けっこう幅広いです(写真7)。

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堂木山砦 (2026/08/22 訪問)

 賤ヶ岳の戦いにおける、羽柴側の前線砦に行きました。戦国ステーション脇に、堂木山砦への矢印があります。要所に道標があり、登城口まで、10分ほどで着きました。 重機で切り開いた道が作られ、堂木山砦の60m下まで行けます。森林組合が、城域の余呉湖側の植林の一部を伐採してくれたそうで、賤ヶ岳、田上山が一望です。南の郭で長浜のボランティアが率いる一団が、景色を見つつ、お昼をとられてました。
 堂木山砦は、三つの郭と駐屯地からなり、土塁と堀でかためられています。主郭と北側郭の間は、食い違い虎口に。北側の郭の守りが特に厳重で、東側は土塁が三重になっているなど、北からの攻撃に備えているのが、うかがえます。
 南の郭から、西に続く尾根を少し行くと、これまた、立木を伐採して、北側の柴田側方面を望むことができるようにしてあります。ありがたいことです。この尾根をさらに西進し、神明山砦に向かいます。
 大河ドラマ 豊臣兄弟、ますます暴走気味になってきました⤵️

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本日の大河ドラマの舞台 行市山砦(佐久間盛政陣) (2026/08/22 訪問)

 前田利家、利長の陣・別所山砦(標高444m)から、さらに奥の高い行市山を目指します。山頂まで1200mの表示があります。
ちょうど中間地点に行市山南砦があります。北側の食い違い堀切が秀逸ですが、堀と土塁もしっかり作られています。その他にも道沿いに人工的っぽい構造が散見されます。道中に展望が効くところがありました。羽柴側の陣城を見下ろすことができます。
 行市山砦の主体は、頂上の手前に展開しており、写真5の頂上まで200m表示場所がⅠ郭虎口前の郭にあたります。登山道の延長線上に土塁を登る階段が作られていますが、本来の虎口はこれでなく、左手に回り込み、堀が途切れたところです。城域は、比較的狭く、44.16m×17.3mと。Ⅰ郭の北に堀切があり、その先にはげ山となった頂上があります。頂上は比較的平坦で、駐屯地にしていたものと思います。また、その先は、柴田勝家がいた玄蕃尾城に続く幅3間、距離1里半の軍道があったとのこと。
 佐久間盛政の軍勢は、5000~6000人、もしくは1万人とされますが、行市山砦は比較的狭く、行市山南砦のように、山の要所要所に出丸、駐屯地があったと考えられています。同じ道を下って行ったのですが、一時、道を見失いひやっとしました。

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本日の大河ドラマの舞台 別所山砦(前田利家、利長陣) (2026/08/22 訪問)

 オリジナルストーリー(明智光秀役の要潤の表現)満載の豊臣兄弟。困ったものですが毎回見てます。2021年に、城びと登録の東野山城、田上山城を巡った後、賤ヶ岳の合戦の城びと未登録の他の砦にも興味はあったのですが、薮化しているのではないかと勝手に想像して行ってませんでした。長浜の大河ドラマ館訪問時に、近くの喫茶店・本屋で、地元情報誌「み~な」の近江城郭発見伝号を目にして購入したところ、「賤ヶ岳合戦 両軍前線の山城をゆく」記事がありました。羽柴側の堂木山砦、神明山砦、柴田側の別所山砦、行市山砦の紹介があり、登城道も載ってました。大河ドラマの進展に合わせたわけではないですが、昨日、それらの砦を訪問しました。まず、365号線沿いの長浜市余呉支所敷地内の賤ヶ岳戦国ステーションを訪問(無料)。ボランティアの方々が頑張っておられます。次々と客も来られてました。
 行市山砦は、毛受兄弟の墓から2時間ほどの登山になるそうですが、小谷バス停すぐ北側の橋を渡ったところが起点の林道で行くと、残り1600m(別所山砦まで400m)のところまで車で行くことができると「み~な」にありました。普通乗用車ではちと厳しい荒れ方ですが、軽やバイクならOKなレベルかと。
 堀と土塁がしっかり残っています。柴田側の砦は土塁囲みの単郭が基調だが、壮大な連珠陣地を構築していると説明板にあります。別所山砦は、34.77m×36.6mの四角形が基本ながら、南東角、南西角の土塁が凹み、横矢掛かりになっています。東側には、兵の駐屯地であった削平地の段々があります。郭外南西に行市山砦まで1200mの表示があり、次に行市山砦を目指します。

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 不明
築城年 不明
主な改修者 桑山重晴
主な城主 東野左馬助・西野壱岐守(浅井氏家臣)、桑山重晴・羽田正親・浅野長政(羽柴氏家臣)
遺構 曲輪、帯曲輪、腰曲輪、土塁、堀切、竪堀、切岸
住所 滋賀県長浜市川並、大音