大友宗麟、上原館からの続き(2)です。
「二階崩れの変」の最中に、大友義鎮(宗麟)が湯治をしていたという宗麟隠し湯、別府浜脇温泉を訪れました。JR東別府駅そば、少し高台にある現在の長覚寺・崇福寺・浜脇中学校がある場所一帯に「浜脇館」はあったようです。浜脇中学校の校門には、当時の物と思われる石垣がわずかに残っていました。
謀反を計画した戸次鑑連(後の立花道雪)は、義鎮には関わらせないようにと配慮したのか、騙して湯治に行くように勧め、その間に上原館で主君の大友義鑑と継母と塩市丸の三人を暗殺したようです。
ここ浜脇館は、大友家の別荘として使われていた場所で、宗麟は当主の座を継いだ後も、何度か湯治に訪れ、来客や家臣との密談などにも使っていたようです。高台からは別府の市街地や別府湾などがよく見え、宗麟も湯に浸かった後はこの景色を眺めながら、どうやって大友家や豊後の国をこの先まとめていったらいいのか、悩んでいたのではないでしょうか?
そこで悩み多き私も、風呂上りのビールのお供に、大分名物「かぼす」のかかった唐揚げ弁当を買い、この景色を眺めながら食べてみました。ジューシーな唐揚げに絡まる、この市販の酢やレモンとは異なる、大分独特のさっぱりとした味、私は好きです。
次は、宗麟が築いた南蛮貿易の拠点、神宮寺浦へ向かいます。
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