大津城跡に行き(写真①)、そこから琵琶湖の景色を眺めた後(写真②)、西へ2kmの高台の所にある三井寺(みいでら)を訪れてきました(写真③④⑤)。この寺は、天台寺門宗の総本山で、天智・天武・持統天皇の産湯があったとされ御井(みい)の寺と呼ばれたのが名前の由来だそうです。
また紫式部の父「藤原為時」は、越後の守として赴任していた最中に、娘の式部(まひろ)が死去してしまったため悲嘆に暮れ、この三井寺に出家し晩年を過ごしたと伝わっています。
そして関ケ原の前哨戦「大津城の戦い」では、毛利元康・立花宗茂・筑紫広門の筑後勢15,000がこの三井寺に陣を敷き、眼下の大津城を攻めます(写真⑥)。しかし守る京極高次も善戦し、なかなか城は落ちません。そこで宗茂は、大友宗麟が臼杵城で所有していた国崩し(大砲)を取り寄せ、この三井寺の観音堂から大津城めがけて何と砲撃! 高次はこれに驚いて降伏し開城しました。関ケ原本戦の1日前の出来事でした。私はまた想像図を作ってみました。こんな感じだったのではないでしょうか?(写真⑦)。
【余談1】近江ちゃんぽん
大津駅前で近江ちゃんぽんを食べました(写真⑧)。長崎より麺は細いし豚骨でもないし・・・と思っていたら「通の食べ方」と書いてあり、「この酢をかけよ!」とあったのでかけて見ると味が一変! さっぱり味でとても新鮮な感覚のちゃんぽんでした(これが近江の味か~!🤔)。
【余談2】東横インフォトコンテスト(珍百景)
大津城跡から今夜泊まる「東横イン琵琶湖大津」が見えたのでそこへ行こうとすると、電車軌道ではないアスファルト道路の上を、何とでっかい電車(四両編成)が走っている?(写真⑨)。そしてホテルの前で間近で見ると、そのでっかい電車は道路の信号が赤になると車といっしょに止まり、青になるとまた車と一緒に動き出しました(何これ~😱珍百景?)(写真⑩)。
+ 続きを読む