立派な見学案内パンフレット片手に再探訪
(2023/03/10 訪問)
袋井市には市史跡の城郭が久野城と馬伏塚城と二城在ります、3月29日桜と久野城で探訪し、久野城駐車場トイレ横のパンフレットボックスに立派な久野城見学案内パンフレットが有り、これを片手に久野城探訪しました、気に成り袋井市のHPを覘くと馬伏塚城も同様の立派な見学案内パンフレットが有りHPの馬伏塚城見学案内パンフレットPDFをプリントアウトして見学探訪へ出かけました。
久野城の未確認北東眺望と景観整備伐採進行を確認し、本丸東側の圧巻崖切岸を発見見学、ニホンカモシカ遭遇と感激興奮さめぬ中、南に6~7kmの馬伏塚城を目指す。
以前初探訪では駐車場に困りましたがパンフレットにはPのマークが有り安心して車で行く事が出来ます。
駐車場:岡山公会堂(袋井市浅名1272)(34°42'48"N 137°55'58")5~6台可能
探訪ルート:パンフレットのルート矢印に従い、見所を訪ねる。
了教寺は伝居屋敷の南西角に有り数メートルの高台で見晴らしが効く、また小笠原氏清の墓供養塔が有る、北曲輪と伝居屋敷間の堀切を通り集落の東を通ってる道へ、堀切は埋まられて堀切間は有りませんが南側の北曲輪の北土塁が高く堀切だっただろうと推測できる、東側道路を北に小笠丘陵が張り出した尾根筋を東西に堀切、尾根を遮断してるが埋まられて堀切らしさはないが高見で眺めると西の田圃から東の田圃にかけて切られて様に見受けられる。
北の堀切から南に集落通路を通り南の堀切、北曲輪は集落住宅に成っており入れないが北曲輪は1郭2郭3郭に分かれて掲載されている、1郭の北土塁を住宅地の坂道を若干上がり遠望するが高土塁が現存してる、2郭3郭は通路より見学、南に進み県道403号線が馬伏塚城を南北に分断、南側に舟入、神曲輪、本曲輪、馬出、本曲輪南東を囲む微高地の羽城。
田圃に水が入り、さも馬伏塚城が水堀、潟湖に囲まれていた往時に甦る様を見る事が出来るでしょう。
歴史的には馬伏塚城は徳川氏と武田氏の高天神城攻防戦で徳川氏の物資後方支援基地の役目を持った城として、西の磐田見付、馬伏塚城、岡崎城、横須賀城の拠点を船等で今之浦川、太田川、間の潟湖、沼、遠州灘などと使って物資輸送、兵士駐屯支援を行っていたようです。戦国の時代は横須賀城下まで遠州灘が入り込んでいた様です。
近くに袋井市浅羽支所が有り(約500m南)、駐車場、浅羽支所2階に袋井市歴史文化館が有りパンフレット、袋井市の城跡の案内も可能です、近くの南に浅羽記念公園と隣接して袋井市郷土資料館(月曜日休み)も有り、ここに車を駐めて歩きながら北を目指し城跡全体を見ながら探訪するのも良いかもしれません。
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