袋井駅の南側の浅名地区にある諏訪神社が馬伏塚城址となります。
城址は住宅地になっており、遺構はわずかですが、主郭跡となる諏訪神社周辺に土塁や空堀の遺構が残っています。
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2025/04/08 14:46
2024/05/28 21:18
横須賀城の後詰の城になったか (2024/05/25 訪問)
馬伏塚城は今川氏の重臣、小笠原氏の城で文亀元年、遠江守護斯波氏と今川氏の戦いの舞台の一つにもなっています。天正2年(1574)高天神城を武田勝頼に奪われると、高天神城を奪い返すための重要な拠点として改修を受け大須賀康高が入りますが、新たに築いた横須賀城に康高が入ると、馬伏塚城には高力清長が入りました。
本丸の跡には土塁が残り、諏訪神社が祭られています。それ以外の遺構は開発によって消滅しているようですが、城址北側の住宅の周囲にわずかに名残が見られるようです。しかし、武田を攻めるための城跡に諏訪神社が祭られているのも不思議な気分です。
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2023/12/17 21:15
深田に浮かぶ平山城まむしづかじょう
遠州小笠原氏ゆかりの平山城。湿地に突き出た標高5m舌状台地先端にあり、主郭東の大土塁に諏訪神社が祀られ虎口に石碑がある。南北600mの規模があり、案内板を参考に歩くと集落の区切りとなる部分で遺構は失われたが堀切があったのがわかる。天正2年(1574)武田勝頼が高天神城を押さえると、徳川家康反攻の最前線となり兵の駐屯地として利用されたそうだ。
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分類・構造 | 平山城 |
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築城主 | 不明 |
築城年 | 不明 |
主な城主 | 小笠原氏、大須賀康高、高力氏 |
遺構 | 曲輪、土塁、堀切、虎口 |
指定文化財 | 市史跡(馬伏塚城跡) |
再建造物 | 石碑、説明板 |
住所 | 静岡県袋井市浅名 |
問い合わせ先 | 袋井市生涯学習課文化財係 |
問い合わせ先電話番号 | 0538-44-3198 |