豊臣秀長ゆかりの城めぐりを一年の計に掲げたことでもあり、今年の城初めは大和大納言こと秀長の居城・大和郡山城で初日の出を。城びとの初日の出記事で見て以来、ずっと行ってみたいと思っていましたが、ようやく果たすことができました。
緑郭に整備された郡山城情報館の駐車場から登城開始。日の出の時間が迫っていたので真っ直ぐ天守台に向かいましたが、すでに天守台は鈴なりの人々で埋め尽くされています。それでも何とか天守台に上って待つこと10数分、奈良盆地東の山並みが次第に明るさを増し、やがて差し込む今年最初の曙光! 初日の出を見ること自体ずいぶん久しぶりですが、どんどん輝きを増す曙光は神々しいばかりで、思わず手を合わせていました。今年も一年ご安全に城めぐりができますように…。
初日の出を拝している間、天守台は雅楽の音色に包まれていました。そして日が昇って明るくなった城内を見渡し、初日を浴びる天守台、極楽橋越しの天守台、豊臣兄弟!ののぼり旗が立ち並ぶ追手門や追手向櫓を眺めつつ、内堀沿いに駐車場に戻り、最後に緑郭からの天守台を眺めて大和郡山城を後にしました。
…ということで、今年の城初めにして豊臣秀長ゆかりの城めぐり、題して「月影の男紀行」開始です。ちなみに「月影の男」というのは、以前に「英雄たちの選択」の秀長の回に用いられていた呼称で、幼名が日吉丸とされる秀吉が自ら光を放つ太陽ならば、秀長は兄が発する光を受けて輝く月に例えられ、月だけで世を照らすことはできないとしても、兄の光が届かない夜の闇を秀長が照らすことによって豊臣政権は支えられていたのかな、と考えると実に秀長に相応しい呼称だと思っていましたので、勝手ながら拝借させていただきます。
+ 続きを読む










