宮本武蔵の続き(2)です。
まず武蔵の資料が数多く残され展示されている、熊本市内にある「島田美術館」へ行ってきました(館内撮影不可)。熊本城そばの桜町バスターミナルから[U4-1]城西校北行に乗り15分、終点で降りた場所にありました(写真①④)。
武蔵は晩年を熊本で過ごします。ここには古美術研究家の故「島田真富」氏が収集した、武蔵ゆかりの品々が数多く展示保存されています。最も有名な復元された晩年の肖像画・島原の乱出陣図・13才の肖像像・枯木鳴鵙(もず)図・愛用の名刀「無銘金重」・二天記(写本)・武州伝来記(写本)、巌流島での木刀・五輪の書(レプリカ)などが展示されており、じっくりと拝見させていただきました。それを写真でお伝え出来ないのが、とても残念です。AJさんも訪れられた事があるようですね。今でも立体入場券もらえましたよ!(笑)(写真③)。
特に「枯木鳴鵙(もず)図」には、繊細で鋭い武蔵の眼力を感じました。また晩年の肖像画の復元には相当苦労されたとの説明がありました(写真②の原画)。今の我々は、あたりまえのようによく目にする絵ですが、400年も経っていたので原画はかなり傷んでいたようです。修復の様子の写真や実際の修復された原画を見ると、よくここまで修復できたなと感動し、関係者の方々の執念を感じました。
ではこれから宮本武蔵という人物の人生を追って、私もここから[武者修行]の旅を始めようと思います。十数回のシリーズになると思いますが、もし御興味ある方に読んでいただければと思います。またよろしくお願いします。
では武蔵の最大のライバルである、小次郎の伝説が残る場所からまず始めていきます。次は(岩国城)に続きます。
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