(続き)
最後に、先ほど二ノ丸から見渡した御城番屋敷へ。御城番屋敷は松坂城の警備に任じられた紀州藩士20名の組屋敷として幕末期に建てられた長屋式武家屋敷で、東棟10戸・西棟10戸(現在は9戸)からなり、現在も藩士の子孫が居住していますが、うち1戸分を松阪市が借り受けて一般公開されています(10時〜16時・無料)。裏門から搦手門(竹御門)を結ぶ石畳が東棟と西棟の間を通り、各戸を槇垣で囲んだ家並みはなかなか風情があり、この日も多くの人が訪れていました。また、屋敷地には隠居丸の米蔵を移築したとされる土蔵や紀州藩祖・徳川頼宣(南龍公)を祀った南龍神社が建てられています。
時間の余裕があれば三ノ丸や城下町も散策したいところでしたが、今回はここまで。御城番屋敷から二ノ丸の高石垣を見上げつつ市役所駐車場に戻りました。
…ということで、私を石垣の魅力に目覚めさせてくれた松坂城の高石垣は、この9年の間に各地の名城をめぐった後に目にしてもなお全く遜色のない素晴らしいものであることを再認識。さらに今回は思いがけず土塁にも出会えましたし、御城番屋敷に本居宣長にと大満足の松坂城でした…と思っていたんですが、先日の赤い城さんの投稿で「向こう側が見える水抜き抗」なんてものがあることを初めて知りました。これはまた三ノ丸や城下町の散策とあわせて再訪しなければなりませんね。
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