行市山砦(城びと未登録)は、賤ケ岳の戦いにおいて柴田方の佐久間盛政が築いた陣城で、東野行一の城を前身としているとも云われるようです。
行市山南砦から約10分で行市山砦に到達。行市山砦は主郭とその南側の副郭からなり、副郭の南辺から西辺は主郭から続くL字状の土塁が続いています。主郭の四周も土塁で囲まれ、南辺の土塁の外側には横堀が設けられていました。登山道は横堀を越えて土塁に設けられた階段へと続いていますが、これは後世の破壊道。虎口は主郭南西隅に開口しています。虎口について解説した行市山砦跡の説明板も立てられていました。主郭の北部には列石が見られ、礎石建物の存在が推測されます。土塁内側には石積みらしきものも見られました。北辺の土塁を乗り越えると、北辺の土塁の外側には堀切が設けられています。
さすがに登城口から行市山南砦まで残雪を見ることはありませんでしたが、主郭南辺の横堀の片隅にわずかに残る雪を発見。標高650mともなると3月末でもまだ雪があるんですね。やはり昨年末に登城を断念したのは正解だったようです。その頃はどれほどの積雪深だったことか…。一方で、あ さんは8月に登城しておられますが、直下まで林道を車で行ける別所山砦はまだしも、結構な急坂をひたすら登るしかない行市山砦を真夏に攻める根性は私には無いなぁ…。恐れ入りました。
さて、行市山砦で折り返して、橡谷山砦と金森長近砦からの分岐をもう一方へ進んでみようと思います。
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