【能見城】
<駐車場他>穴山さくら公園駐車場に駐車しました。
<交通手段>車
<感想>新春1泊2日甲府盆地の旅ラスト6城目。能見城は1581年に新府城の支城として築城されました。城というよりは新府城の一部として七里岩台地の北端の防塁といった目的で築造されたようです。武田氏滅亡後、本能寺の変を経て天正壬午の乱の時に新府城に徳川軍が陣を置いているのでこの能見城も手を加えていると考えられえます。
西側の登城口からはスロープ状の道路を登って行くと簡単に頂上に着きます。北側の斜面は段状の曲輪になっており東側最奥にいくと木々の隙間から秩父山地の絶景が望めます。北の段の下の方は曲輪壁がコンクリート壁になっているので現代の手が加えられています。山頂の長靖寺の南下段は少し切岸や堀になっていますが、その下の段からもコンクリート壁になっています。城跡の東側はスロープ状になってはいますが改変時の重機の通り道であったかもしれません。ちょっと遺構は不明瞭でしたが段状曲輪の遺構をそのままの状態で曲輪壁だけコンクリートにしたならば構造はなんとなく分かりました。北麓が穴山氏の本拠地になっていました。
これにて終了。32年ぶりの山梨県、城と食を楽しみ思い出残る旅になりました。また今回は雨にも遭遇せず良かった。915㎞無事走破。
<満足度>◆◆◇
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