軍学をもとに設計されたという点が興味深く、4月末に訪れた兵庫県赤穂市の赤穂城。
南は瀬戸内海、残る三方は山に囲まれた小さな平野で、熊見川(現在の加里屋川)河口部西岸の三角州に築かれた城。
赤穂藩初代藩主となる浅野長直により1648年の着工から13年かけて築城され、その縄張は軍学者の近藤正純が担当。また二之丸枡形虎口は山鹿素行が設計変更したと伝わり、浅井氏3代、永井氏1代、森氏12代が城主に。
現在も全域の堀と石垣が概ね残り、まだ三之丸は整備中のエリアが多いものの、本丸と二之丸は門や庭園などが復元されている国指定史跡&日本100名城の城跡。
実際に訪れると、曲げられた土橋と複雑な横矢掛を備えた本丸門は期待通り。
また本丸周囲の石垣は特に不規則な長さと折れ角を有し、まるで様々な横矢掛構造を集めた展示場。
そして刎橋門のある本丸南面も、個人的にはステキに感じられたポイント。
城域滞在時間は約3時間。
甲州流軍学を具現化した赤穂城が、私の城郭巡りの236城目となりました。
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