茨城に住んでいながら、なかなか行くことができていませんでしたが、ようやく訪問することができました。
JR水戸駅北口 6番バスのりば 茨城空港行のバスに乗車し、「秋葉」で下車、徒歩約20分で到着。他に同じく6番バス停から石岡駅行のバスで「小幡」で下車するルートもあります。(両路線とも本数が限られているので、訪問の際は時刻表を必ずチェックして下さい。)
城跡入口には駐車場も設置されています。
入口からは堀底道を進んで本丸を目指します。空堀はかなりの深さのもので、堀が十字路のように交差する場所もあり、“空堀の迷宮”に迷い込んだような感覚に陥りました。案内表示や縄張り図が無かったら、私は絶対迷うと感じました。
見学ルートに沿って堀底道を進むと、櫓台跡(五の郭北東端)と変形武者走りがあります。
変形武者走りは、小幡城の特徴の一つで、土塁上の凹みを移動し、堀底の敵兵にみつからずに攻撃する機能があったと考えられているようです。
さらに堀底道を進んでいくと、五の郭と四の郭の土橋、そしてお待ちかねのは本丸の入り口にたどり着きます。
本丸では、高い土塁が周囲を囲んでおり、中央奥には井戸があります。空堀がもの凄い小幡城ですが、本丸の土塁も規模が大きく圧巻でした。
城跡エリアから少し西に行き、東関東自動車道の跨線橋を渡ると土門(大手門)跡があります。ここには土塁の遺構が残存しています。(駐車場から徒歩5分ほど)
帰りはバスの本数的な兼ね合いで、城跡から40分ほど歩き、別路線のバスが合流する「奥ノ谷」のバス停から水戸駅へもどりました。(奥ノ谷からはバスの本数が増えるので、参考になさってください。)
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