【勝尾城】
<駐車場他>筑紫氏館跡山の貝方駐車場数十台分ありに駐車しました。
<交通手段>車
<登山道>筑紫氏館跡から城山登山道と城山自然公園歩道の2つのルートがあるようです。私は城山登山道をチョイスしたので後述はどうなっているか分かりません。また勝尾トンネル(トンネルは通行止め)東側<33.399629, 130.466679>から城山登山道に入れます。矢印板があります。トンネル東側入口の道路脇が広い駐車スペースになっているので、そこに駐車し登山道に入り込めます。
<見所>大手曲輪・巨石群・石垣
<感想>1泊2日久留米・佐賀の旅ラスト9城目。勝山城は1423年または1491年に渋川氏が築城したとされます。渋川氏は少弐氏と争い、やがて少弐氏が当地を得るところとなり、1521年に一族の筑紫氏を城主に置くようになります。戦国時代末には城主筑紫広門は大友氏に味方し島津氏に城を攻められ落城します。豊臣秀吉の九州進攻により島津勢が撤兵した隙をねらって城を奪還します。筑紫広門はその功により秀吉から上妻郡18000石を与えられます。その後に城は廃城となったようです。勝尾城とその支城群、館跡等が国史跡になっています。
上記登山道からは1000~1200m程で城跡に行けます。登山道は道になっていて矢印板も所々設置しているのでロストすることなく進めます。まず大手曲輪に到着します。大手曲輪は扇状の谷にあり、曲輪壁に石垣が多く残っています。また巨石が多くあり、巨石を防御壁にしたり、通路を塞ぐ虎口利用にしたりしています。大手曲輪一帯はかなり見応えがあります。大堀切と横堀の段壁・伝二の丸跡(東尾根曲輪群といったほうがいいかも)にも石垣跡が多く残っています。主郭主要部は中心部に主郭、少し高くなった壇になっています。南端に巨石の突き出た物見台、西方向に段曲輪が数段あります。南西側下段に横堀が走っています。主郭の石垣は南東面に少しだけ残存しています。物見からの眺望は絶景を見込まれるが曇天でほとんど見えずでした。
季節がら今回の旅で山城は絶対入れたいと思い勝尾城を選びました。見応えのあるいい城跡で選択は間違ってなかった。お勧めです。走行距離1416㎞無事走破。
<満足度>◆◆◆
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