あまがたじょう

天方城

静岡県周智郡

別名 : 天方新城
旧国名 : 遠江

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①横堀
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昌官忠

(東海&関西)遠征24日目:天方城 (2025/06/07 訪問)

静岡駅から電車で遠州森駅に向かい、そこからバスで遠州森町バス停に着きました。
遠州森町バス停から徒歩35分ちょっとで、説明板前(34.848229、137.949469)に着きました。

築城年代は定かではないようですが、応永年間(1394年〜1428年)初期の頃に首藤山内対馬守道美によって築かれたと云われています。
戦国時代に武田、徳川の攻防戦が繰り広げられた天正時代頃の陣城です。
現在は城ヶ平公園としてよく整備されており、山頂の展望台からはるか遠く、太平洋や南アルプス、遠州一円も眺められます。

説明板前に着いて、主郭の方を見ると野生の鹿がこちらをみています。
刺激しないように横堀を回り込み主郭に近づくと、鹿は振り向き、こちらをみています。
奈良公園の鹿は人に慣れていたので怖くはなかったけど、野生の鹿は怖いので、早々に退散することにしました。

山頂にある主郭は、南を除く三方に横堀を巡らし、円形に近い形をしています。
展望台からの眺望は良かったです。
攻城時間は25分くらいでした。次の攻城先=飯田城を目指す為、遠州森町バス停からバスで天王バス停に向かいました。

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ぴーかる

天方城 (2025/05/04 訪問)

【天方城】
<駐車場他>駐車場あり<34.848165,137.949001>十数台分。
<交通手段>車

<見所>堀・土塁
<感想>日帰り今シーズン山城ラスト旅のラスト4城目。現地説明板を要約すると天方城は、いつ築城されたかはっきりした資料はないが、応永年間(1394~1427年)には山内対馬守の居城であった。天方通興の代になり世は戦国乱世を迎えた。1569年に徳川家康は遠州に居ながら帰伏せざればと、榊原康政・天野康景・大久保忠隣で城を攻め落城降伏します。翌年にまた下知に従わず籠城したため、再び榊原康政に攻められ降伏します。1572年武田信玄が進軍してくると武田方に降伏してしまい武田方の久野忠宗を入城させてしまいます。1574年に徳川家康が再び攻略して徳川の城となります。天方通興の子の通綱は家康の嫡男信康自刃の際の検使役となりますが、信康の守役で介錯の服部正成が介錯できず、代わりに通綱が行うこととなります。
 先に、蔵雲院にある天方氏三代の墓碑と御城城印購入のために立ち寄りました。城跡に駐車場があり、車で上がれますが、退避所が少なく対向車が来ると苦労(下山時に対向車が来て、私の下り優先なのにバックしてくれなくて面倒だった)します。現地は公園化されて北側の駐車場とそばにある曲輪跡が二郭のようですが、スロープ状の傾斜地になっていてよく分かりません。二郭の北隅に薄い空堀が残されています。二郭と主郭の間に深い空堀と土塁が残されています。空堀は北側から西側にかけて残されていますが、東側は改変されているかもしれません。主郭内部は広く展望台が設けられています。
 これにてこの旅終了。天候も良く、今シーズン山城ラスト楽しく散策できました。走行距離574㎞無事走破。

<満足度>◆◆◇

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カズサン

天方新城内堀は桜の絨毯 (2025/04/11 訪問)

 50年振りの2度目の登城から4年振り近くのアクティ森グラウンドゴルフ場でのプレーの後登城しました、桜は終わって居ましたが主郭をグルーと廻ってる内堀・横堀の底は桜の絨毯、まだまだ名残の桜状態でした。
 駐車場:専用駐車場1と2有り、トイレ有

 駐車場は外堀と二の曲輪に在り二の曲輪の外に外堀・横堀が廻ってる、ここの天方城は天方新城称し、天方本城と区別してる、案内板は駐車場の南隅に二面ある、東側の主郭虎口出入口より入る、高土塁と内堀・横堀の底は桜の花びらで埋まっており桜の絨毯状態、水が有れば花筏?主郭には桜が周囲にに植わっていますが花は散り少し寂しい、主郭中心は黒松の大木が重なり鬱蒼と中心に天方城趾碑が立っている、主郭西外斜面に展望台が在り眺めは最高、新東名が良く見え、磐田台地平たく良く見えて北の先端のくびれに社山城が見て取れる。
 桜は散って居ましたがミツバツツジ、ドウダンツツジは咲の盛りでした。
 
 天方城へは太田川の天森橋を東に渡り約2.5km程、要所要所に案内指示板がある「天方城・城ヶ平公園」に道則表示されている、約2.1km程手前から農道(周囲茶畑)で細く曲がりくねって登って行く、地元車優先・茶農家優先です、コンクリート道ですが、がたがたで離合困難、若干広い所で待ち譲り合ってすれ違う、終点が駐車場です。
 先客はアベック1組、邪魔をしない様に探訪散策。今回は昇り降り対向車なくスムーズに走行。

 【天方城主・三代の墓】天森橋から太田川約2.5km程上流に蔵雲院が在り、天方城主・三代の墓があります。
 蔵雲院:静岡県周智郡森町大鳥居540、門前に駐車場有り、県道399号線脇に「天方城主・三代の墓」の黄色看板が出ています。

 【天方本城】天森橋から北に約2.5km程の元天方小学校の裏手に天方本城址が有ります。
 「天方本城址案内板」が麓の元天方小学校グラウンド、天方幼稚園の南前に有ります。

 両方ともまだ訪ねて居ませんが機会をみて訪ねたいと思っています。

 桜の時期、太田川は流域約2~3キロ程桜が堤防に植わって居て素晴らしい景観です。
   

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しんちゃん

散策容易な天方氏の城。 (2021/01/31 訪問)

天方城は今川側の武将 天方通興が戦国期に築いたと伝わります。
天方城は本城と新城があって、城びとの天方城は新城のほうです。
道興は最初徳川家康に敵対するも降伏し臣従します。
息子の道綱は二俣城で服部半蔵正成にかわって松平信康の介錯を
務めたと伝わりますが諸説あるようです。
二年前の訪城の話なので記憶をたどりながらになりますが
ご容赦ください。
天方城は駐車場を備えた城址公園になっていて山上まで車道が続いています。
主郭北側に駐車場があり二の郭を経由しながら主郭へ向かいます。
主郭は南東側を除く周囲を土塁で囲まれその外側を堀切が巡っていますが
東側の工事が終了していません。どうやら未完の城のようです。
南東部は切岸になっており、やや南西の箇所に展望所があってここから
浜松市街がよく望めます。
目の良い者なら浜松城の軍勢の動向を確認することも可能でしょう。
西側に鉄塔設備のようなものがありますがその近くに土橋が残ります。
車さえあれば比較的容易に訪問と散策が可能です。

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 山内道美
築城年 応永年間(1394〜1428)
主な城主 山内氏、天方氏
遺構 曲輪、土塁、横堀(空堀)、竪堀
指定文化財 町史跡
再建造物 模擬櫓、石碑、説明板
住所 静岡県周智郡森町向天方
問い合わせ先 森町教育委員会文化振興係
問い合わせ先電話番号 0538-85-1112