関ケ原の戦いの後、真田昌幸・信繁父子が蟄居していた真田庵から北に徒歩2分のところに九度山・真田ミュージアムがあります。近場でもあり2度ほど訪れていますが、志賀城に登城した後、半端に時間があったのでしばらくぶりに再訪しました。
エントランスでは甲冑姿の九度山真田三代(真田昌幸・幸村・大助)がお出迎え(当館では「信繁」でなく「幸村」表記です)。館内展示では三代の足跡を「上田時代」「九度山時代」「大坂の陣」に分けてパネルと史料、映像により解説しているだけでなく、「九度山異聞」「大坂の陣異聞」では幸村にまつわる伝承(豊臣秀頼を守って薩摩に落ち延びたとか)が紹介され、「真田伝説」では軍記物や講談で庶民のヒーローとなった「真田幸村」の錦絵や書物が展示されています。また、忍者屋敷のようないろんな仕掛けがある「真田の隠し部屋」は子どもにも人気の体験型コーナーです。九度山・真田ミュージアムは大河ドラマ「真田丸」にあわせて開館したことから、大坂の陣で堺雅人さん演じる幸村が着用した陣羽織(複製)や挟土秀平さんによる「真田丸」題字(本編では縦書きですが)、真田丸のジオラマなど「真田丸」にちなんだ展示もあります。
定期的に企画展も開催されており、訪問時は「真田家の女たち」の第2期でした。他家であれば女性について展示されてもいまいちピンとこないでしょうが、紹介されている女性のほとんどは「真田丸」に登場しているので、演じた女優さんを思い浮かべながら興味深く見学することができました。年表や相関図のほか、信繁が村松殿や石合道定(すへの夫)に宛てた手紙(複製)なども展示されていました。ちなみに現在は「豊臣兄弟!」にちなんで「徹底比較!真田兄弟」が開催中です。
真田家に詳しくない人にもわかりやすく、子どもにも楽しめる施設ですので、紀州・九度山を訪れた際には真田庵とあわせてどうぞ。
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