今回の新潟遠征はお城目当てではなく、燕市内での駅メモのイベントが目的でした。普段は城めぐりのついでに近場での駅メモのイベントをこなす程度ですが、今回ばかりは…。
燕市へは夜行バス往復0泊3日の弾丸で。金曜の仕事を終えて大阪からバスに乗れば、土曜の朝8時前には東三条駅に着きます。午前中にイベントを完走できれば、その後は帰りのバス(21時15分発)まで新発田城に行こうかな、と思っていましたが、JRの運行本数の少なさと接続の悪さのため、いろいろと検討した結果、燕三条地場産業振興センターでレンタサイクルを借りてイベントスポットをめぐることにしました。レンタルは朝9時半からなので、東三条駅から徒歩で三条城と本成寺をめぐってから燕三条地場産業振興センターへ向かったところ、身分証(運転免許証)を忘れてレンタサイクルを借りられないという大失態。ガッデム 俺! 土日限定でイベントスポットをめぐる燕市のコミュニティバスが臨時運行されていたので、何とかイベントは完走できましたが、レンタサイクルでめぐるよりも時間がかかってしまったため新発田城はあきらめて、せめてバスセンターのカレーを食べようと粟生津から新潟市に向かい、ついでに蒲原津城、新潟城に登城した次第。
お城目当てではなかったにせよ、信濃川沿いの3城を歩いてめぐったことで、これほどの水量で流れる川が繰り返し氾濫すれば、そりゃ遺構どころか城があった場所さえわからなくなるよなぁ、と納得できましたし、それだけにブラタモリの燕三条の回で取り上げられていた大河津分水路が切実に必要だったことも実感できました。また、駅メモのイベントスポットとして訪れた粟生津の私塾・長善館の史料館では「学問する意味は済民(民衆を救済すること)にある」との教えを受けた門下生たちが分水路の建設に大きく貢献していることを知り、思いがけないところでそれまでに得た知識や経験がつながる機会となりました。
それと、燕市が洋食器や金物のまちだというのはブラタモリで承知していましたが、子どもが毎日使っている水筒(サーモス)も燕市で作られたものだったとは。本当に日本を代表するものづくりのまちなんですね。城めぐりとしては全く物足りない遠征でしたが、お城目当てだったら燕市に立ち寄ることはなかったでしょうし、たまにはこういうのも悪くないかもしれません。思いのほか満足して、最後に燕市発祥の燕背脂ラーメンを食べて帰ろうとすると、提供されたステンレスのラーメンどんぶりは二重構造になっていてラーメンが冷めにくい上に持っても熱くなく、こんなところにまでものづくりのまちの本気を感じました。すげえな、燕市。
…ということで、夜行バスでの弾丸遠征もわりとアリだとわかったので、次の機会には今度こそ城めぐりメインで新発田城と村上城、また春日山城・高田城・鮫ヶ尾城を狙ってみたいところです。朝田 辰兵衛さん、またお邪魔しますね。
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