この日は和歌山城周辺の大名庭園や御殿跡、移築建物をめぐりました。
養翠園(和歌山市西浜)は紀州藩十代藩主・徳川治宝が造営した庭園で、海浜部に位置しながら海の景色でなく天神山や章魚頭姿山の山の景色を借景とした池泉回遊式大名庭園です。田畑の四季の実りを庭園の景観とした北の庭は失われていますが、海水を取り入れた3500坪に及ぶ潮入の池を中心に、稲荷社と弁天社を祀る守護神島に三ツ橋と太鼓橋を架け、藩主別邸の養翠亭(現存・建物内は通常非公開)、狐山や鴨寄せを設け、潮の干満に応じて三浦樋と薬研樋の2つの樋門で潮入の池の水位を調整していました。薬研樋の奥は御船蔵になっていて、船で来遊した藩主は御船蔵から御馬場に上陸し、帰りも御馬場で供揃えをして乗船したのだとか。
御船蔵から養翠園を退出したところには、湊御殿の奥御殿が移築されています。現在見られるのは十一代藩主・徳川斉順が新築した建物で、明治以降、個人宅に移築されていたものを和歌山市が購入して再移築したものです。内部も公開されていて、係員さんに案内いただきながら三葉葵紋の飾金具が施された書院造の部屋や「唐人人物画」などの杉戸絵を見学することができました。養翠園の半券提示で観覧無料になるので、養翠園とあわせてどうぞ。
> あ さん
早速の平須賀城レポート、ありがとうございます。全くの荒れ放題も覚悟していましたが、一応整備はされているんですね。ただ、ススキや茨がのびる早さに追いついていない、と。今週末は天気も良さそうなので赤松城とあわせてリベンジして、来週末あたりに写真ともども投稿するようにいたします。
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