新宮城は紀伊の南東端、熊野川河口南岸にある丹鶴山と呼ばれる独立丘陵上(標高約60m)に築かれた総石垣の近世城郭で丘陵東部に本丸があり、熊野灘沖を行き来する船を監視することができた。
切り込み接ぎの高石垣で築かれた本丸は北東隅に天守台(昭和27年の台風接近の大雨の影響で一部の石垣が崩落)、北東隅に埋門の搦め手門があります。鐘ノ丸の石垣は、完成度の高い石積みで構成された曲輪で、水野氏が浅野氏築城の二の丸を麓に移して配置した曲輪です。出丸は発掘調査で出丸側から橋脚の礎石が見つかり、橋で本丸と結ばれていたとの事です。
水の手曲輪は熊野川に接した舟入石垣の遺構が残り、発掘調査の後整備されて公開されています。松ノ丸に通ずる石段の坂道も整備されており通行することが出来ます。
7年ぶり4度目の訪問で、何度訪れても切り込み接ぎ、打ち込み接ぎ、野面積みの石垣を堪能することが出来、石垣好きにはたまらない城跡の一つです。5台程停められる駐車場、トイレも完備されています。また、大手門、駐車場脇に新宮城跡散策マップも置いてあり見どころを見逃す心配もありません。
+ 続きを読む









