(続き)
湯殿書院を出ると、まずは先ほど素通りした本丸表門(南門)から。大手にあたる本丸表門は二之門(高麗門)と一之門(櫓門)により枡形を構成しており、二之門は現存しているものの、一之門は空襲により焼失し門柱の礎石が見られるくらいです。
本丸東門も表門と同じく一之門と二之門からなる枡形門でしたが、いずれも空襲により焼失し、一之門跡には門柱の礎石が遺り、二之門跡には二之丸東門の二之門が移築されています。枡形石垣の巨大な鏡石は清正石と呼ばれていますが、この石垣を築いたのは黒田長政であり、加藤清正は無関係のようです。旧二之丸東二之門を出た先の搦手馬出には工事中のため進めなかったので、本丸東辺の空堀を眺めて引き返し天守へ。
大天守は五重五階・地下一階の層塔型で、二重二階・地下一階の小天守と橋台でつながる連結式です。金鯱と銅瓦が目立ちますが、大天守に近づいていくと改めて「でっかいな〜」と実感。木造復元できるに越したことはないけど、いつまでも解決しないのなら現状に耐震補強でいいから中に入りたいな(最上階からの眺望が見たい)、とも。そして天守台の下から見上げると、大天守だけでなく小天守も充分に大きいことに気付きました。大天守がでか過ぎるので並ぶと大きく見えないんでしょうね。天守台の石垣石には矢穴や刻印だけでなく、空襲の影響と思しき焼け跡も見られます。
本丸御殿の上台所(の一部)を改装したミュージアムショップでお土産を買って、本丸御殿南庭の焼け跡から移植された御殿椿を眺めつつ、常に施錠されていたという不明門から本丸を出て御深井丸に向かいます(続く)。
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