石見城は国指定史跡(ひいては世界遺産)に指定された城館の一つで、温泉氏の城と考えられています。とはいえ国の史跡に相応しい調査や整備がされているとは言いづらく、詳細不明の謎の城のままです。
城郭放浪記さんやダイエティシャンさんの記事を見て、石垣のある民家跡から入るんだなと認識していましたが、結局良く解らず力技で直登することになりました。登城道は城址南側に付いているのですが、案内板すら無い有り様です。
道沿いに進むと民家跡の石垣が見えてきますが、奥手の石垣の木の近くにピンクリボンが付いています。これを登城時は見過ごしていたんですね。下山する時はピンクリボンを辿って行くと降りることが出来ました。これと逆の手順で登れば良いわけで、木に結んであるリボンを頼りに登って行けば自然と城址にたどり着くはずです。比高は130Mほどありますが、緩い斜面を登れば直登はそれほど難しくは無いでしょう。
城址東側の扁平地に取りついた後は、西の主郭に向かって進んで行きます。
ちょっと記憶が薄れかかっていますが、主郭の北側に回り込んでから、主要部に入って行きます。主要部は四段構造になっていて、主郭の東に二段の腰郭があり、三段目の郭は広く手前に深い堀切があります。主郭直下にも堀切があり、主要部から東に行った先にも堀切が有りました。
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