熊本県北部の山鹿市(やまが)にある続100名城の「鞠智城」を訪れました。車なら九州道の植木ICか菊水ICからすぐですが、私はまたこりずに山間地であるにもかかわらず、ローカル路線バス乗り継ぎ旅で行ってきました。
今まで公共交通で攻めた方のほとんどは、熊本駅または肥後大津駅から菊池温泉までバスで行き、菊池温泉から合い乗りタクシー(土日祝のみ運行・要予約:参考⑨)を利用されていると思います。しかし私は、「玉名駅」からバスで1時間「山鹿温泉」に行き、さらに山鹿温泉から「菊池温泉」行に乗り換えて30分、「一寸榎」(写真⑩)という山の中のポツンと何もない所で降り、そこから20分かけて鞠智城まで歩くという、誰も行かないであろう(そんな物好きはいないであろう)ルートで攻めてみました!😱?
鞠智城は全部見て回ればとても広いです(参考⑦)。まず温故創生館(写真④)でスタンプを押して、館内でビデオや展示を30分見学して予習し、それから建物群を見ながら北端の灰塚展望台まで行き、帰りは土塁線を眺めながら3つの門跡を探索、広い城内をぐるりと2時間かけて一周しました。アップダウンもあるので一周する方は歩きやすい靴がいいと思います。駐車場から(写真⑤)の建物群のみの見学なら、30分くらいで回れると思います。
鞠智城は大野城や基肄城と同じ白村江の戦いで敗れた後の665年頃に、大宰府などへの補給基地として天智天皇の命で、百済からの亡命者である「憶礼福留(おくらいふくる)」の指揮のもとに築かれたそうです(写真⑥)。特に「八角形鼓楼」はインパクトのある珍しい建物です(写真①②③)。日本ではあまり見かけない形ですが、朝鮮にはよくある形のようです。主に見張り台として使われ、ある時は時を知らせる太鼓を鳴らし、またある時は狼煙(のろし)で大宰府まで知らせる連絡手段の役割もあったそうです。ここから大宰府まで狼煙で何分かかって伝わるか実験したという記録もありました(写真⑧)。何と90kmを55分で着いたとか。
次は、他の建物と周辺を散策したいと思います。(2/2)へ続きます。
+ 続きを読む










