久しぶりの松尾山城です。
登山道を進み主郭に入る前に東尾根にある曲輪から散策しました。堀切がありましたが、浅くなっていました。その後、主郭、馬出状の曲輪、東南側の尾根にある2つ目の曲輪、空堀を挟んだ西側にある2つの曲輪等を散策しました。それぞれの曲輪には土塁があるのですが、主郭の西にある曲輪のうち南側の曲輪にだけは土塁がありません。ここが元の長亭軒城なのではないかとも言われています。その先には3本の竪堀が交互に設けられていました。主郭と西の曲輪の間には空堀があり、そのまま谷となっています。井戸らしき場所もありますが、谷を少し下ると水が湧いていました。標高293.1mの山の上ですが、水には困らなかったのかもしれません。東西約400m、南北約250mの比較的大きな山城で曲輪、土塁、堀切、竪堀などが残り、陣城ではなく本格的な城だと思います。
登山道は整備されていて道幅もあり歩きやすい。城内の散策路も概ね整備されていました。
JR関ケ原駅から徒歩約25分で登城口へ行くことができます。
+ 続きを読む










