出張!お城EXPOin滋賀・びわ湖2025の講演が始まる前に、会場から桑の実寺を経由して観音寺城に登ってきました。かつて、繖山に山火事があり、桑の実寺まで100mほどまでに迫ったことがあったことから、麓から桑の実寺本堂まで約1㎞の消防道路が作られました。調べると2018年5月に開通したと。その少し後に、安土城考古博物館に行ったことがあり、繖山南面に痛々しい工事跡がありましたが、今回、訪れると緑に覆われてわからなくなっていました。その前に、桑の実寺経由で二度登城したことがありますが、いずれもずいぶん前のことになりました。
桑の実寺まで石段を500mほど登り、さらに本丸まで石段が続きます。どんなけ石が豊富なんやと思いますが、道の脇の沢に、手ごろな石がなんぼでもあります。繖山、安土山は、琵琶湖カルデラ爆発の折に形成された流紋岩質凝灰岩でできており、石は、加工しやすいです。桑の実寺は、六角氏の保護の下、足利義晴が3年間仮幕府を置いてたり、信長絡みのエピソードがあったりの古刹です。
こちらのルートでは、いきなり本丸に入ります。郭内は最近も伐採され、整備された形跡がありました。私が以前訪問した折は、城域の多くは、藪だったり、倒竹だらけだったイメージがあるのですが、ずいぶんと整備が進んでいて、ありがたいことです。時間がないので、今回は、大土塁を走破するだけにしました。大規模だし、巨岩と石垣のコラボが素敵でした。
汗だくになって、少し遅れて、一つ目の講演を聴講。90分3本は、耐えきれるか不安でしたが、3本とも興味深く聴講しました。
しんちゃんさん指摘のように、城びとブースは、目立たないというのか、名城のポスターの裏手に回されてました。ずいぶんな扱い。城びとは、赤色立体地図お城かるた発売への期待が高まっていますが、私は、申し込みに出遅れて、まだ、日本100名城かるたにお目にかかってませんでした。会場に、かるたのポスターがあり、城びとブースで手に入れることができました!一つだけど読み札に採用されていて良かった。
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