(長野県&岐阜県方面城巡り)4日目:福島正則館
(2023/04/21 訪問)
須坂陣屋(城びと未登録 長野県須坂市)から転戦。高井寺入口(36.665752、138.348519)から進入し境内に駐車しました。
そこから説明板&門(36.665957、138.348004)➡堀之内御利屋前(36.665818、138.349085)と巡りました。
築城年代は定かではないようですが、江戸時代初期に福島正則によって築かれました。
安芸国広島藩主福島正則は、1619年(元和5年)洪水で破損した広島藩の石垣の無断改修を咎められて改易となりました。
その後、改めて信濃国高井郡に20,000石と越後国魚沼郡に25,000石、あわせて45,000石の捨て扶持が与えられ、高井野藩となります。
これにあわせて正則は家督を嫡子福島忠勝に譲っていますが、翌1620年(元和6年)に忠勝は早世しました。
1624年(寛永元年)福島正則が没すると幕府の検使団の到着する前に荼毘に付し、またも法令違反を起こしたとして高野井藩は改易となりました。
福島正則館は現在の高井寺の境内付近に築かれていたようですが、 現在はわずかに本堂の裏手に土塁を残っているだけです。
周囲の石垣は寺の建立のときに築かれたものだそうです。
攻城時間は10分くらいでした。次の攻城先=高梨氏館に向かいました。
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