三刀屋「じゃ山」城は三刀屋氏代々の居城で、戦国時代に三刀屋城を築いて移るまでは、この城を本拠としていました。麓の看板を見ると坂を登って行った先に駐車場が有り、近くの家の方が屋外にトイレを用意してくれているようです。私は少し不安が有ったので歩いて登りましたが、お気遣いには感謝します。
駐車場から城址に道が続いていて、道は整備されていて登りやすい。浅めの堀切が尾根に二重にかかっていて、進んだ先に西の尾根に二重の堀がかかっている。これも浅いが、なんとか形状は判断できる。
まずは東の主郭を目指して登ります。主要部はけっこう複雑で南東側に周囲より一段高くなった郭が有り、間を堀切で区分けしてある。このあたりが主郭だと思うが断定は出来ない。ここに近づいたところで、大きな動物が走ってくる音がする。「どどどっ」って感じで、正直な~んにも出来ない。もちろんクマスズは付けています。
大きな音が茂みの中から近づいてどこかへ走り去って行った。逃げてくれたから良いが、これが秋田の熊なら襲ってきそうだわ(笑)。
正直な話、今は熊はどこにでもいるけど、島根は別格だと思う。あまり島根の人は山に入る習慣が無さそうなので、大きな事故は少ないが、こないだも長野で人が襲われて死んでいるし、油断はならない。クマスズを付けているだけでもけっこう効果は大ですぞ。
さっきのやつはイノシシかも知れないが、どちらにしろあまり会いたくはない。少しの間、周辺を散策して、やり過ごしてから戻ることにした。
周囲は切り立っていて堀切も良く見えないし、無事に戻る方が重要だ。しかし、いきなりニアミスするとは、下の方で立ちションしたのが良くなかったかな。暑いので、水ばかり飲んでるし。
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