たかおじょう

高尾城

島根県安来市

別名 : 高尾山城
旧国名 : 出雲

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主郭下の堀切
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しんちゃん

最高所から三方に伸びる尾根。 (2025/06/29 訪問)

改めて見直してみると、最高所の郭を中心に、西・南・北東の三方に土橋(スロープ)が伸びていて、その先に堀切や郭などの遺構を備えています。
城址全体の規模はそれなりに大きいのですが、その割には最高所の郭が狭い、主郭ではないのかもしれないが、重要な中継地であることは間違いないのではないか。
城址の各所に様々な堀切を用いており、南側から最高所(仮に主郭として)に向かう途中に、中に畝を備えた堀があったと思う。整備があまりされていないため、藪化が進み判別しにくいが、そのように見えた。是非、自分で見て判断して欲しいです。
西側に降りていく途中、堀切が急だったため滑り降りたのだが、ストックが真ん中の弱い部分で折れてしまった。そのため、この日はストック一本で乗り切ったのだが、砂礫を含んでいて滑りやすい城が幾つか有ったので結構難儀した。やはり、予備が一本必要だ。
ストックが折れたので、そろそろ引き揚げようと思い、北→東→南と迂回して、南の登城口に戻ろうと思ったのだが、そもまま北東の尾根の遺稿に入りこんでしまった。そりゃそうだわな、と思うのだが暑さであまり頭が働いていなかったようだ。
北東の尾根の北側を削って郭を設けて有り、尾根はそのまま土橋と土塁を兼ねたスロープとなって先に続いている。なかなか面白い遺構が見れたので、これも怪我の功名というやつだ。
まだ写真が残っているので、この続きは無印(フリー)で投稿させていただきます。高尾城で検索をかけると、出城の投稿も出てくるので、併せて訪問してもらえると、ありがた山ですわ。

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しんちゃん

堀・土塁・郭などの遺構が多い (2025/05/29 訪問)

せっかく島根県でお城EXPOをやっているので、高尾城を再訪することにしました。前回は北東の道から攻城を試みたのですが、よく吼える犬のいる家のオヤジにこの山は私有地なので入っちゃダメだと言われたので、素直に引き下がったのですが、実際には城福寺から登城できるみたいです。
どうやら私が訪問する数日前にぴーかるさんが既に訪問していたようでした。正式な攻略者が現れたので、前回投稿した出城の投稿は無印(フリー)の方に回したので、興味のある方は「高尾城」で検索してみて下さい。
暑い中、あちこちの城を回って来たので、少し記憶が薄れかかっています、なんとか思い出して見ると、主郭自体はそれほど広くはありませんが、西側と北東の尾根にスロープが伸びていて、その箇所は登りやすくなっています。
西側の尾根先には急な堀切がかかっていて、ここを滑り降りる時にストックを一本、折ってしまいました。
北東の遺構は尾根を削って北側に郭を複数設けて有り、尾根自体は郭群の南側に土塁のようにそびえたち、長い土橋(もしくはスロープ)となって主郭方向から続いています。なかなか面白い縄張りの造り方をしていると思いました。本来、大手はこちらの側に付いていたのでは?と考えると・・少しだけ、あのオヤジがうらめしいですな。
ぴーかるさんの投稿にある通り南側の尾根の堀切の遺構は見事です。城福寺の南のコンクリートの階段を登ると竪堀が二本見えてきます。ここから先は、直接遺構に取りつくことになります。
尾根に二重の堀切がかかっていて尾根の両側に竪堀となって続いています。尾根上を主郭に向かって進んで行くと、土塁を備えた郭が有って、その先に二重の堀がかかっていて、竪堀となって下に続いています。実は堀切がもう一本あって、東側へ三本の竪堀が降りて行き、その先で合流して一本の竪堀となって下に続いています。この遺構を見た時に、この城はマニアックなやつだと確信しました。
藪に覆われており、少し怪しいのですが堀の中に畝のような物も有りました。下田城にあるような奴だと思います。
南側は搦め手だと思うのですが、コンクリの階段を登り切った先の東側に土塁を備えた郭があって、なかなかの広さを持っていました。思ったより多くの郭があり、堀や土塁・郭を多く備えた山城だと思います。一度、赤色立体とやらで見てみたいですね。

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ぴーかる

尼子十砦9城目 (2025/03/30 訪問)

【高尾城】
<駐車場他>城福寺駐車場<35.288112, 133.248113>に駐車しました。
<交通手段>車

<見所>堀切・切岸
<感想>日帰り尼子十砦旅3城目。城びと初登城投稿になりますので案内から。城福寺の山門に城跡碑があります。境内に入り、左手にコンクリートブロックの階段がありますので上がって祠の最上段、北西側山の方向に2重堀切が降りてきているのが見えますので登ります。右手の堀切の方が登りやすいです。
 降雪がひどくてカメラをかばいながら散策したのであまり隅々まで散策してはいません。城跡は主郭の北側・東斜面は藪化してちょっと入れない。西側に堀切があり南北に竪堀となって落ちています。主郭南側から登り口になり切岸の南側が2重堀切になっています。堀底に案内板があります。2重堀切の南側山上と東側斜面が南曲輪群となっていて、更に南側にも2重堀切があります。
 とにかく主郭の南側の堀切群が圧巻で、南端の堀切に取り付くと堀切渡りが息を切らしながら楽しめます。堀切が主体で堀切の間や尾根の側面の隙間に腰曲輪が点在している感じで堀切の面積の占める割合の方が大きい、この地方、尼子のお城では珍しい堀切の城で見応えありました。いい山城です。

<満足度>◆◆◇

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 不明
築城年 不明
主な城主 足立氏
遺構 曲輪、土塁、堀切
再建造物 石碑
住所 島根県安来市伯太町下十年畑