8年前に仏殿城(川之江城)模擬天守を訪ねた折り、一柳氏の陣屋跡が在ったと認識はしていたのですが、詳細地盤を把握して居なく見逃しておりました。今回家内の要望で祖谷のかずら橋観光見学を終えて、愛媛県四国中央市へ移動して、川之江陣屋跡(一柳直家公陣屋跡)と移築された陣屋二階表門を探訪観察する事が出来ました。
陣屋跡住所:愛媛県四国中央市川之江町1889
同上駐車場:走行車両も少なく石碑前の銀行空スペースに路駐(34°00'43"N 133°34'25"E h=10m)、(約40m西に駐車場有り有無料不明)
川之江陣屋の石碑と案内石盤は栄町集会所の西手前に設置されています、南前には愛媛銀行川之江支店川之江町出張所があります。
石碑は一柳直家公陣家跡と刻まれいます、案内石盤は一柳直家公陣屋跡と刻まれて解説文も刻まれています。約1万坪の広さが在った様です。一柳直家が病亡寛永19年(1642年)した後、養子届出遅れで一柳直次は28,000石を10,000石に減らされて播州小野に移封、以後は幕府直轄領へ。現在は商店街として栄えている?
移築陣屋二階表門住所:愛媛県四国中央市川之江町2567(川之江八幡神社内南東隅)
同上駐車場:神社の西に未舗装駐車場余裕の広さ、神社境内南に参拝者駐車場も有る。
川之江八幡神社の南東の一隅に二階表門が移築されて居ります、裏の楠の大木が表門を覆っている様です、陣屋表門で二階建てが残って居るのはここの一柳陣屋(川之江陣屋)が日本で唯一の現存建物だそうです。
認識してから8年経って現物を見学する事が出来ました、大切に残していきたい建造物文化財です。
また、川之江八幡神社の山門には算額が多数掲げられていました、川之江は交通商業の要所で商人が栄えて和算が多く振興していたのでしょう、流石伊予、土佐、阿波、讃岐が縦横に結ばれた要所を窺わされます。
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