三重県菰野町にあるひじかた氏の菩提寺見性寺とその裏山にある力尾城(城びと 未登録)に行って来ました。ひじかた氏関連ということでここで投稿します。
見性寺
臨済宗、妙心寺派に属し、菰野藩主ひじかた家の菩提寺です。境内にはひじかた家歴代藩主の墓などがあります。「八重姫について」という説明板がありました。八重姫は織田信雄の娘(織田信長の孫)で初代菰野藩主ひじかた雄氏の妻となった人です。雄氏が江戸や戦場に出ることが多く、藩主不在となる間菰野藩の政務を取り仕切りました。病弱であった2代目藩主雄高の藩政を支え、雄高が亡くなった後は14歳で藩主になった雄豊を支えたと伝わっています。菰野町では「八重姫伝」というマンガを制作しています。
力尾城
見性寺の裏の山が力尾城です。遊歩道が整備されていて容易に散策することができました。土塁や曲輪跡と思われる削平地があります。ただどこまでが遺構なのかはわかりません。それらしき場所を撮影しましたが、自信はありません。1583年織田信雄の家臣であったひじかた雄久によって築かれた城と伝わっています。一時期、ひじかた氏はこの地を離れますが、雄久の子雄氏が1600年徳川家康より菰野12000石を与えられると2代目雄高はここから北東の滝川代官所跡に菰野城(菰野陣屋)を建て居城とします。それまではここが菰野城と言われていました。
近鉄湯の山線「菰野駅」から徒歩5分くらいで見性寺に行くことができます。菰野城跡からは約15分です。
皆さんが苦労されているように「ひじかた」が漢字で投稿できません。
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