岐阜県羽島市にある城びとには未登録の城址です。
稲葉正成が慶長6年(1601)より元和9年(1622)まで葉栗郡内と中島郡内を合わせてほぼ一万石を領して居城とした城です。説明板によれば城域は神明神社の西に広がる水田2ヘクタール程であり、明治14年以前には城の内と呼ばれていました。遺構はなく神明神社に石碑があり裏に説明板が彫られています。
稲葉正成は、以前は小早川秀秋に仕えていた武将で関ケ原の戦いでは平岡頼勝と共に徳川家康に内通し秀秋を東軍に寝返らせる事に成功した武将ですが、経歴を見ているとなかなか興味深い人物です。妻は後に春日局となる福ですが、彼女が徳川家光の乳母になった後は離縁しています。
新幹線岐阜羽島駅もしくは名鉄新羽島駅より徒歩約10分の場所にあります。
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