本日も、お城のお話から、かなり脱線しますのでご注意下さい。
「菅生氏館」が、西多摩霊園の奥にある事を知り向ってみました。こちらの霊園はかなり広く、区画整理されていて お墓近くまで車で行けます。マイクロバスが霊園の中を巡回する位、広いんです。
お墓参りの方、納骨の方、法事の方とたくさんの方々が駐車場待ちをしているので、移動しました。
「菅生氏館」近くに「兄弟塚」があります。
こちらの兄弟のお話が、とても切なかったので紹介しようと思います。
東京都あきる野市菅生
「二宮城」から車で、10分位です。
国道411号、滝山街道沿いにある西多摩霊園を入るとすぐ左手に道があります。左折すると山側に「兄弟塚」がありました。もう一つ「すってくりょう」という石碑もあります。
鎌倉時代、菅生氏の弟が兄の留守中に、福泉寺(滝山街道を渡った所にあります。)近くの農民が田掻きに使うので馬を貸して欲しいと頼まれます。
弟は、仕方なく兄の馬を貸したそうです。
戻った兄は、馬の異変に気付き弟に問うと、貸したと言いました。兄は激怒。もみ合い切りつけてしまいました。
殺すつもりはなかったと、兄は自害しました。(兄弟逆の伝承もあります)
これを知った方々が、慌てて埋葬しました。
頭の毛を剃らずに埋葬されてしまったので、成仏できずに、『すってくりょう、すってくりょう』(剃ってくれ)と呼びかけるんだとか。
歴史に興味がない人に伝えたら、肝だめしとかに使われそうです。
それは、絶対に嫌です。
私は、先人達が何を思って暮していたのか、想像する事が好きです。
歴史に埋もれた、この兄弟のお話を、覚えておこうと思った「兄弟塚」参りでした。
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