造山城(つくりやまじょう・城びと未登録)は、羽柴秀吉の中国攻めに対して毛利方が設けた陣城で、全国第4位の規模を誇る巨大前方後円墳・造山古墳を改修して築かれています。
造山古墳ビジターセンターの駐車場に車を駐めると駐車場から古墳が見渡せますが、端から端まではカメラに収まりきらない巨大さです。古墳に向かう前に、まずはビジターセンターで情報収集。ビジターセンターには吉備や造山古墳についての展示のほか、陣城としての説明パネルもありました。そして、ビジターセンターでもらった造山古墳ガイドマップを片手に登城開始。
案内表示に従ってまずは前方部へ。前方部には荒神社が鎮座し、裏手に阿蘇ピンク石製の石棺蓋が置かれています。前方部は陣城としてあまり改修されていないようですが、高さがあり斜面も切り立っていてそのままでも陣城に活用できそうです。前方部の北側には削平地が広がり、その先の後円部南西下には三段の腰曲輪と切岸が設けられています。
腰曲輪の脇の遊歩道から後円部へ。後円部の南西辺~南東辺~東辺にかけては土塁で囲まれ、南西下に加えて南東下にも腰曲輪を設けています。腰曲輪の脇には竪堀が落ち込んでいますが、草に覆われて何となく感じられる程度でした。ガイドマップによれば後円部の北部と南西部にも竪堀があるようですが、藪に沈んでいて全くわかりません。後円部からは北東に備中高松城を望み、造山古墳が陣城とされた理由が実感できました。
…と、これでニッポン城めぐりのイベントを完全制覇。10月とはいえまだまだ暑く、草木も生い茂っているため平城以外はポチのみに留めましたが、和歌山からの日帰りではこれが精一杯というところ。鬼ノ城にも行けませんでしたし、岡山城の再訪も含めて、またいずれ。
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