大台町の三瀬砦三瀬館を終えて東方に在る一之瀬城を目指し、紀勢自動車道大宮大台ICから玉城ICを降りて地道県道65線から県道22号線を通り度会町脇出の元一之瀬小学校辺りの道沿いに看板(一ノ瀬城/一之瀬神社)が有り良く分かります。
駐車場:一之瀬神社参道前、元一之瀬小学校南側に一段下がって駐車場完備、トイレも小学校側に完備。
資料:トイレ横参道横に一之瀬城の資料7ページをクリップで綴じてボックスに入れて有り、一部頂きました大変ありがたい、縄張り図も東の城跡、西の城跡もあり、一之瀬城を守る会ボランティアの方々に感謝です。お礼を兼ねて備えのノートに記入しました。
登城ルート:駐車場、参道、南階段を登り見張り台へ宗良親王御遺蹟石碑が立っている、急峻な崖に立っており尾根道の狭く東側が土塁、一之瀬神社を参拝、一之瀬神社の北裏に郭群が有り、周囲の西から北に横堀が走り外は土塁、内は主郭の切岸、北側に横堀を合わせ三重堀になっている、主郭北東に竪堀が落ち込み、その横に主郭への階段が取り付けられている、登ると第二郭が有り桝形の様になっている、一段登って主郭、北側に一段下がって第二郭、すぐ北は神社となっている、東側は急峻な崖、枡形、第二郭東横を下りて南側の竪堀、神社本殿横に、縄張り図には南側に三重堀があるが良く分かりませんでした。
こじんまりした城跡ですが城跡遺構がよく残っています、横堀、竪堀、土塁、切岸、三重堀、郭、枡形、見張り台と山城のサンプルのようです。
歴史は宗良親王の御遺蹟碑があるように南北朝時代南朝方、後醍醐天皇の宗良親王は延元元年(1336年)北畠氏に奉じられて南伊勢に赴き、愛洲氏に迎えられて翌年まで一瀬に滞在しました。その後東国を目指して伊勢大湊を出港し暴風に遭いながら遠江に上陸し井伊谷城に入りました。(いただいた資料より)
この後は西側の西の城跡へ向かいます。
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