近鉄八尾駅前バス停から徒歩10分弱で、八尾神社鳥居前(34.630073、135.599692)に着き、その後、常光寺にある大阪夏の陣古戦場碑前(34.630598、135.598243)に向かいました。
築城年代は定かではないようですが、八尾別当顕幸によって築かれたと云われています。
顕幸は当初北朝方として小山城の志貴右衛門などと対立していましたが、1333年(正慶2年)頃には南朝方となり、敗れて八尾城は北朝方の城となったそうです。
その後の動向は定かではないようですが、1573年(天正元年)若江城主であった三好義継が織田信長の家臣佐久間信盛によって攻められると、若江三人衆の裏切りもあり若江城は落城しました。
この三人衆の一人池田丹後守教正が信長から八尾城を与えられています。1584年(天正12年)小牧長久手合戦では池田恒興に従って参加しており、合戦後は家督を継いだ池田輝政に従って美濃国へ移り八尾城は廃城となりました。
八尾城は現在の八尾神社から西の常光寺一帯に築かれていたと云われています。
遺構はなく、八尾神社に石碑、常光寺に「大阪夏の陣古戦場」石碑があるのみです。
攻城時間は10分くらいでした。次の攻城先=久宝寺城へは、ここから徒歩で向かいました。
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