博多港を前日の23:45出航の野母商船/太古に乗船して、福江港に8:15分に着きました。
船中泊で移動したので、博多港を出航する前に博多埠頭第2ターミナル近くにある「みなと温泉 波葉の湯(9:00~25:00)」で入浴しました。
目標の福江城五島氏庭園が9:00開園なので、その前に城びと未登録ですが、江川城を攻略します。
福江港から徒歩10分ちょっとで、明人堂前(32.698532、128.842740)に着き、そこから徒歩5分圏内に、六角井戸入口(32.697305、128.843287)とホテル入口にある石碑付近(32.697117、128.844779)に着きました。
1521年(大永元年)宇久盛定によって築かれたと云われています。
宇久盛定は宇久氏十七代当主ですが、父の囲は1507年(永正4年)に玉之浦納の反乱によって自刃に追い込まれ、盛定は幼少のときに平戸の松浦氏を頼って落ちていました。
1521年(大永元年)元服した盛定は松浦氏の援軍を得て玉之浦納を討ち宇久氏を再興しました。
宇久氏は盛定より江川城を居城として代々続いていますが、1614年(慶長19年)火災によって焼失、その後は石田陣屋を築いて移っています。
遺構はありませんが、五島第一ホテルの脇の石碑、明人堂や六角井などの史跡がわずかに残っています。
明人堂は福江に来航して通商を求めた明人王直に対して、貿易を許可し居館として与えられた地の一角に祖先を祀る廟を建てたのが始まりと云われ、六角井は飲用水を得るために掘られたものだそうです。
攻城時間は移動時間を含めて20分くらいでした。次の攻城先=福江城へ向かいます。
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