近鉄蟹江駅より徒歩15分くらいで、蟹江城址公園石碑/説明板前(35.136442、136.790258)に着き、その後、本丸井戸跡前(35.136416、136.789899)に向かいました。
蟹江城は永享年間(1429年 - 1440年)に北条時任(ときとう)が城塞を築いたのがはじめと言われ、戦国時代には、本丸、二の丸、三の丸の三郭があり、大野、下市場、前田の三つの支城があったそうです。
蟹江城は滝川一益の居城として知られていおり、織田信長の北伊勢進攻、長島一向一揆鎮圧の拠点となりました。
「賤ヶ岳の戦い」では一益は羽柴秀吉に敗れたため、この城を追われます。
翌年の「小牧・長久手の戦い」における蟹江城合戦(蟹江合戦)では、秀吉方となった一益が蟹江城の奪還に成功しましたが、徳川家康・織田信雄の大軍に包囲され、篭城戦の末、半月後に落城しました。
さらに翌年の1585年(天正13年)に起きた天正地震により城は壊滅しています。
現在は住宅地に城址の石碑と本丸井戸跡が残るのみです。
攻城時間は5分くらいでした。次の攻城先=大野城には、ここから徒歩で向かいました。
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