京都府相楽郡笠置町の笠置山は後醍醐天皇が挙兵した際に御在所(笠置山城)として使用されましたが、今回は城郭とされる場所以外の投稿をさせていただきます。
笠置寺から南に道沿いに進んで行くと、様々な奇岩や磨崖仏などが出迎えてくれます。
この山の名の由来となっているであろう笠置石を越えて行くと、懸造の正月堂があり、その先には高さ9mの岩肌に刻まれた伝虚空蔵磨崖仏があります。弥勒磨崖仏は元弘の大火で焼け崩れてしまっているのですが、こちらの磨崖仏は往時の姿を良く留めてくれています。
千手窟→胎内くぐり→太鼓石と続いて、かつての戦で投石に使われた岩のなごりが「ゆるぎ石」として残っています。バランスが微妙で、端を押すとゴトゴト動くことから、その名がついたとされています。
この時期は桜がキレイでしたが、紅葉の季節から早春にかけ、風が穏やかな朝に放射冷却で発生する木津川の川霧が雲海となり、周囲の山々を包み込むようです。秋の笠置山はまた格別だと思います。
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