槻下豪族館に向かう途中にやけに大きく看板が「山陰唯一の国指定特別史跡・斎尾廃寺跡」と出て居り、気に成ったので槻下豪族館、槻下神社を探訪した後、見学に立ち寄りました。
槻下豪族館から南南西に約800m程、芝生畑の広い中に遺跡礎石、立て看板、案内解説板、斎尾廃寺想像図・平面図が在り、芝畑の四方に境界線を示す石柱がポツンポツンとと立って往時の広さを示し、あり日の姿を偲ばせていました。
想像図を観てその時代の荘厳な寺院を想像夢想します、芝畑の中で大変良い景観です。
駐車場は砂利芝状態で3台位可能、グーグルマップに史跡マークが載っています。隣の水辺公園:鳥取県東伯郡琴浦町槻下1026、100m位の東。
案内板に由ると
白鳳時代の古寺跡で金堂・塔・講堂の跡が比較的明瞭に残り、金堂・塔跡の基壇と礎石及び講堂跡の礎石が多数残っています。伽藍配置は南面して東に金堂、西に塔を置く法隆寺式になっています。
出土遺物瓦には奈良県法隆寺のものと同系統である事が注目されます、仏像は塑像の仏頭・顔面・手足・螺髪などはじめ、多くの破片が出土しています。
この様に遺構や出土遺物について文化的価値の高い事が認められ、山陰で唯一の特別史跡に指定されてる。
国指定特別史跡「斎尾廃寺跡」昭和27年3月29日特別史跡指定。
今まで郷里鳥取県に特別史跡斎尾廃寺跡が在る事を知りませんでした良い体験でした。
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