福山城は慶長20年(1615)に水野勝成によって築かれ、大規模な近世城郭としては最も新しい部類に入ります。城内に遣されている江戸時代からの遺構は伏見城から移築されたとされる伏見櫓と筋鉄御門のみで、それ以外の遺構は昭和20年の福山大空襲によって焼失してしまいました。天守と月見櫓、御湯殿は鉄筋コンクリートで再建され、鐘櫓は多聞櫓(鐘楼が設置されていた)を解体した古材を用いて修復したもので鐘楼の部分のみが市重要文化財に指定されています。
伏見櫓は2023年の8月に1日だけ特別公開されていますが抽選で180名という狭き門です。正直、これだけの城址を見学して鉄筋の天守だけというのはいささか物足りないので他の建築物の公開や整備も合わせてお願いしたいところです。
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