トクの8月恒例、終戦記念日を前にまた平和について考える旅に出てきました。一昨年は(鹿屋・知覧)を、昨年は(呉・広島)を訪れたので、今年は(岩国・徳山)を訪れてきました。ではまず「岩国城」から始めます。
岩国城の南蛮造りの天守は何度見ても美しいと思います。錦帯橋から見上げた景色や、反対に天守から見下ろした景色も最高です。ここは私の好きな城の一つです。一国一城令で破却されたとはいえ、吉川広家が築いた天守台や石垣や空堀もよく残っています。ではこの天守から本題の平和について考えていこうと思います。
皆さんは、太平洋戦争中に「陸奥」という戦艦があった事を御存知でしょうか? 陸奥は、大和・武蔵に次いで長門と並ぶ、当時の日本で2番目に大きな戦艦でした。
しかし陸奥は、昭和18年6月8日、周防大島沖に停泊中に謎の大爆発を起こし、乗組員1100名を乗せたまま海底に沈みました。原因は今も不明だそうで、当時の大本営はその失態を国民に必死に隠したそうです。そしてその乗組員1100名は、今でも陸奥とともにこの岩国沖の海底に眠っています。
岩国城の天守からは、その沈没地点を眺める事ができます(写真⑥)。そしてその手前に見えるのは米軍岩国航空基地です。この基地には最新ステルス戦闘機F35Bやオスプレイなどの米軍最新鋭(最先端)の機種が多数配備されています。つまりここが、北朝鮮や中国に最も近い米軍航空基地という事になり、ここで日本本土は守られているという事になるのです。私にはなぜかこの距離感が、とても皮肉に思えました。
では次は、写真で見える周防大島へ渡り、この続きを考えていきます。
+ 続きを読む









