新神戸駅から滝山城への登城ルートには、尾根沿いの曲輪群をたどる大手道ルートと、布引の滝から布引貯水池に至るハイキングコース途中の猿のかずら橋から向かうルートがありますが、どうせならブラタモリで観た布引貯水池にも行ってみたいので、布引の滝ルートから登城しました。
新神戸駅のガード下を抜けると六甲地域の案内図があり、登り始めてすぐに大手道ルートへの分岐がありますが、そのまま直進して、分岐から約3分で布引の滝の雌滝に到着です。布引の滝は那智の滝、華厳の滝とともに日本三大神滝に数えられ、雌滝、鼓ヶ滝、夫婦滝、雄滝の4つの滝で構成されています。名前くらいは聞いたことがありましたが、岩盤の上から流れ落ちる雄滝はなかなか見応えがありました。
布引の滝からさらに登って行くと、滝山城へと分岐する猿のかずら橋が架かっていますが、素通りしてまずは布引貯水池へ。谷川橋を越えて、布引五本松堰堤の放水路としてできた五本松かくれ滝(この日は流れていました)を過ぎると、目の前に聳える巨大な石垣…。これが布引五本松堰堤!? 神戸水道のために建造された日本最古の重力式コンクリートダムとのことですが、想像よりはるかに大きく、堤高33mを超える布積の石垣(型枠用の石積をそのまま残したもの)は大坂城の石垣よりも高く、圧倒的な迫力でした。こうして貯えられた水が国際貿易港・神戸を支えていたんだなぁ……などとブラタモリを思い返しながら布引貯水池の畔を歩いていると、布引断層の露頭も見られました。つくづくブラタモリ的な興味の尽きない場所ですね。
思いがけず布引五本松堰堤だけでも満足してしまいましたが、猿のかずら橋まで戻って、本題の滝山城に向かいます(続く)。
+ 続きを読む










