先年ブラタモリで注目された御土居。興味はありながらも、歩いてめぐるのは大変だし、車は駐める場所で苦労しそうだし、京都の路線バスはよくわからないし…と敬遠してきましたが、レンタサイクルという発想を得て問題解決、実施の運びとなりました。
実際、すいすい走れて狭い路地にも一方通行にも駐める場所にも悩まされることのない、自転車での御土居めぐりは快適そのものでした……途中までは。二条城にいた時に降っていた雨も京都御所を出る頃にはほぼやんでおり、青空も見られるようになっていましたが、紫野西土居町の御土居から船岡山城に向かう途中で土砂降りの雨となり、自転車では雨具で身体が濡れるのは防げても顔や手先まではカバーしきれず、体温と気力がどんどん奪われていき、船岡山に続く階段を見上げたところで心が折れました。もう無理。階段を登る気力が無いよ…。自転車は快適ですが、肌寒い時季の雨だけは困りますね(雪は論外)。予報では午後からは大丈夫のはずだったんだけどなぁ。
ということで、この日の御土居めぐりはこれにて雨天中止。御土居めぐりの続きや船岡山城、聚楽第関係の史跡めぐりなど、この日の取りこぼしはたくさんあるので、また近いうちに京都を訪れたいと思っています。今度は晴れの日に!(切実)
この日めぐった御土居です。
1.市五郎稲荷神社
住宅街にある小さな神社。御土居そのものが御神体で、鳥居が並ぶ参道部分が堀跡なんだとか。
2.北野中学校内
西側に不自然に張り出した「御土居の袖」と呼ばれる部分。中学校の敷地内にあるので塀越しに眺めるだけ、写真も1枚のみです。じろじろ眺めたり何枚も写真を撮ったりしてると通報されそうですので。
3.北野天満宮境内
この日は梅苑公開中で、御土居を見るのにも入場料800円が要るため、またの機会に。どうせお金を払うなら新緑や紅葉の頃の御土居のもみじ苑を見たいですしね。
4.平野鳥居前町
表面に芝が植えられ、台形の形状がよくわかる御土居で、脇に祀られた石仏は御土居から出土したものだそうです。
5.紫野西土居町
民家のすぐ隣の小さな御土居。ここまでは青空もあったのに…。
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