真田丸で人気になった名胡桃城。続日本100名城になって、一層人気が出たようです。
天守はなく兵士たちの詰所のような建物だったそうですが、50メートルはあると言う深い沢に挟まれた天然の要害、段丘の台地の端をうまく使った構造が、ここに立ってみるとよくわかります。ささ郭からは眼下に利根川、右には沼田城、正面には長年の宿敵であった北条側の明徳寺城が見えたそう。小田原攻めのきっかけとなった名胡桃城にいた武将や兵士たちがどんな思いでここから明徳寺城を見ていたのか…歴史に想いを馳せるとワクワクしてきました。
地元のかたがあちこちのポイントにいて、名胡桃城の歴史や構造などを詳しく説明してくださったおかげで、更に理解が深まり充実した幸せな時間でした。堀切は草刈りがしてくださってあり迫力満点。復元した箇所には説明分と図、発掘写真など丁寧な説明があり、とてもわかりやすかったです。駐車場(城跡の一部)案内所もありトイレ、休憩できる椅子、説明のテレビも流れています。大正時代から地元の方々が保存会を作って守ってきたという名胡桃城跡。地元の方の名胡桃城への愛を感じました〜!
+ 続きを読む