<前回の続き>
勢いで富士見台まで行ってしまったばかりに、めんどくさいことになってしまいました。
富士見台→詰の城…約20分
詰の城→本丸…約20分
本丸→登城口…約20分
1時間かけて下山です。
さすがに歩くのにも飽きてきました”(-“”-)”
が、下りるしかないのでがんばって下山し、麓のガイドさんに無事帰還を報告。一か月前に来たときに入れず、気になっていたアシダ曲輪の辺りのことを伺うと、通行禁止になっているのは台風19号のためではなく、私有地のため個人で入るのは遠慮してもらっているとのこと。ガイドさんと一緒であれば見学可能とのことだったので案内していただきました。土塁がしっかり残っていて、三段曲輪の遺構がよくわかりました。
そしてこれだけは外せない、20年ぶりに露出したという石垣の場所を伺うと「こんなリクエストは初めて」と、とても親切に丁寧に教えてくださいました。御主殿の滝の石碑があるところで隅石がしっかり見えていて、石碑の後ろの土塁から繋がって主殿の方に曲がり、分厚い壁のように遮断されていたということがよくわかる、ポイントとなる石でした。滝に降りてみるとさらにわかりやすかったです。
拡張された坂から御主殿に入ったところでガイドさんとはお別れ。許可(?)をもらい見に行ったところは…写真のみでご報告。この日いちばんのバリ萌え石垣でした!
ひととおり見学し終わって最後に北条氏照と家臣の墓所に寄りました。車道から脇道に入って徒歩3分と書いてあったのにまさかの石段登り。でも、城内を存分に歩き回らせていただいたお礼を氏照さんに言えてよかったです。結局、計4時間歩き回って約18,000歩。160階分登ったのでヘロヘロで、この日はバーターなしでした。
まだ太鼓曲輪の方に行っていないし、登るのに夢中で見逃しているところもたくさんあるはず。なので、もうしばらく通いたいと思います。そしてこのお城が辿った悲しい歴史に思いを馳せつつ、いろいろなことを理解できればよいなと思っております。
☆朝田 辰兵衛さん、ご無事で何よりです☆
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