【明智長山城】
<駐車場他>花フェスタ記念公園駐車場無料 登城口周辺に駐車場なし。
<交通手段>車
<見所>曲輪・中の曲輪切岸・七ッ塚
<感想>1泊2日東三河・東美濃御城印取得の旅8城目。現在新型コロナウイルスの影響で状況は分かりませんが、私が行った当時は大手門跡横の駐車場は閉鎖していて仮設トイレ・仮設テントで御城印、パンフレット等の頒布を行っていました。駐車場は花フェスタ記念公園駐車場に駐車して徒歩15分程で登城口に着きます。途中に天竜寺の光秀の大位牌があり見所があります。
登城口は麓に2箇所、光蓮寺を挟んで東と西側にあります。登城時は人の流れが東側の大手門跡から登って山頂の本丸跡に行って、十兵衛坂を下って西側の登り口に出るコースで歩いていました。行ったときは沢山の人が来城していました。城跡は散策路になっており整備されています。曲輪は山の北側の斜面を中心に形状に沿った形で配置(南側斜面はどうなっていたのだろうと思った)している中世山城です。山頂は築城前は横に長い頂上部だったようで(だから長山城なのか?)相当山頂部を削って、本丸・二の丸・中の曲輪・西出丸曲輪がほぼ同じ比高に並んだ細長い縄張りとなっている。
二の丸跡には落城時に自刃した明智光安を含む7人の武将の塚の遺構があります。水の手曲輪付近に2重竪掘りがあり見応えあります。西大手曲輪に六眷属幽魂塔というのがあり、六眷属とは歴代の明智城主一門を意味するもので見慣れぬ石が顔を出していたのを掘りだして発見したらしい。落城後この地の領民が善政した明智氏の慰霊のためにそっと隠すように祀ったのではないかということです。
本丸の展望台から眺めるとこの明智荘は所々に丘陵地があるものの豊かな平野部であったように感じた。学者でもない知識不足な全くの素人が見た感覚だけですが、恵那市の明知城、光秀の妻の実家妻木城、そしてこの明智長山城の3城に行って見て、武士の領主政略結婚、本当に光秀の妻が妻木氏の実子ならば光秀は領地支配の規模、お城の規模、周辺地域の情勢を考えてこちらの可児市明智荘の生まれだったように思った。
<満足度>◆◆◇
<イベント>花フェスタ記念公園で「麒麟がくる可児大河ドラマ館」を見ました。個人的意見ですが入館料500円のパフォーマンスはないです。無料で光秀や戦国時代の説明パネルがあるゾーンがあるのでそこで十分かと。
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