(続き)
本丸を出て、中仕切門の前を過ぎて西に少し行くと、二の丸と麒麟郭を結ぶ松蔭門があり、道路の両脇に石垣が遺っています。松蔭門の北側には松蔭堀(松蔭池)と呼ばれる水堀があり、石垣が門から続いています。松蔭門から南に進むと、鷺池と鰻堀池の間に南御門があり、南御門から南に徒歩2分の永慶寺は柳沢氏の菩提寺で、山門は南御門の移築とされます。
鷺池は二の丸(現在は郡山高校)南側の溜池を堀代わりとしたもので、南岸の遊歩道からは、池越しに生い茂る樹木の間に坤櫓や砂子の間前櫓などの石垣を見ることができます。
鷺池の東、市役所南西の交差点には柳御門と頬當門があり、二つの門で枡形を構成していたようです。門の東側、市役所正面には大手堀が水をたたえ、大手堀東端には南にのびる中堀に架かる大手橋の欄干が遺っています。
三の丸緑地北の踏切を渡ったところには、三の丸と二の丸を結ぶ鉄御門があり、巨石を用いた石垣が見られます。鉄御門から踏切を戻って北に行くと、五軒屋敷堀の北端に桜御門があります。桜御門の石垣には武蔵坊弁慶の足型と伝わる窪みのある石があるようですが、見落としてしまいました…。
桜御門の北の踏切を渡り、空堀沿いに西に進んで行くと、左京堀越しに天守台が見えました。左京堀は北西隅で南に折れ、幅広く深い堀が西御門まで続いています。西御門の南からは堀底に下りることができます。堀代わりの鰻堀池の水上には遊歩道が設けられ、水面近くから石垣を眺めることができました。
これで二の丸、三の丸など周辺の曲輪をひとめぐり。大和郡山市観光協会公式ウェブサイトでダウンロードできる「郡山城跡案内絵図」を参照しながら1時間あまりかけてめぐりましたが、あちこちに門と石垣と堀が見られ、実に見応えがありました。でも、まだまだ終わりではありません。車に積んできた折りたたみ自転車に乗り換えて、外堀めぐりに出発です(続く)。
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