JR飯田線/身延線沿線城巡り1日目の7城目は古宮城です。
獅子吼城から転戦。津金明治学校駐車場(35.850749、138.445012)に駐車しました。
古宮城は、室町時代に津金氏によって築かれました。
文明年間(1469~87年)常陸佐竹氏の一族薩摩守胤義と子・美濃守胤秀が武田信昌を慕って甲州に来て、津金郷に封ぜられ、姓を佐竹より津金と改めたそうです。
津金氏は津金衆惣領家として武士団を率い、武田氏に従って国境警護を任されていました。
武田氏滅亡後に起きた「天正壬午の乱」では津金衆は徳川家康に与し、徳川方の先峰として北条方の獅子吼城を攻略するなどの活躍をしています。
江戸時代には望まれて尾州藩に仕え、その後、廃城となったようです。城跡と古宮の社は地域守護の要の地霊社として、氏子が維持しているそうです。
明治の学制の頒布に伴い、明治8年(1875年)古宮城跡に藤村式校舎が完成し、現在に至っているそうです。
須玉町歴史資料館の背後にある諏訪神社一帯が城址で、境内の本殿西側に土塁と空堀の一部が残っています。
攻城時間は10分くらいでした。
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