やまさきじょう

山崎城

鳥取県鳥取市


旧国名 : 因幡

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主郭石積み
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ぴーかる

山崎城 (2024/10/05 訪問)

【山崎城】
<駐車場他>殿ダム展望所駐車場あり。
<交通手段>車

<見所>曲輪・石垣・堀切・竪堀
<感想>初秋の鳥取縦断平山城攻め旅1城目。山崎城は室町時代に南因幡を支配する国人領主の因幡毛利氏が築城したとされます。因幡毛利氏は安芸の毛利氏とは同族別系で大江広元を同じ始祖としています。山崎城には分家筋の山崎毛利氏が居城しますが天文年間に本家に攻撃され落城し城は本家のものとなったようです。
 登城口は<35.446643, 134.341278>にあり尾根上150m程までコンクリート階段舗装がしてあります。現地説明板には東側に家老屋敷と呼ばれるところと、西側に城の中心部があると書かれています。東の家老屋敷は確認できませんでした。山頂部の城郭部分は主郭から北へ100m程細長い尾根曲輪があり北端に小さな出曲輪があります。登城口からは北から入り、まず出曲輪から攻めます。出曲輪の北に堀切土橋があり左手東側斜面に3条程の竪堀があります。出曲輪の平坦部は北東側が土塁状に上がっていて斜面に荒積みの石垣が残っていて見事な遺構です。北東隅部のみに石垣が残っていることから私は櫓台跡ではないかと思いました。南へ城跡の大看板がありその南に堀切土橋、土橋の側面には石垣があります。土橋の南が主郭の北側の腰曲輪兼、北の虎口曲輪のような削平地になっています。
 主郭は南北に長く北に上記の虎口曲輪、南に少し下がって扇状の曲輪、さらに切岸があって下段の腰曲輪があります。西側は城跡看板や東屋の資材を運ぶ車両幅の通路に改変されています。主郭の東から南にかけての斜面には大石が多く転がっており、中には人工的な感じで集中している箇所もあるので当時は相当な石垣、主郭全体を鉢巻き石垣で取り巻いていたと推察します。なかなかの見応えで斜面にへばりついて、横移動しながら楽しみました。
 先達の方々で石垣遺構を投稿されている方が居なかったので簡易な城跡かと思いきや、不意打ちの良い遺構に出会いビックリ、なかなかの城跡でした。

<満足度>◆◆◇

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カズサン

殿ダムが出来て登城し易く成りました (2020/11/28 訪問)

 西播磨の上月城、歴史資料館を約2時間滞在、探訪と城談義有意義な時間を終えて故郷鳥取へ山を越えると天候はガラッと変わり雨模様で気温は寒い、昨年末に城郭放浪記さんの放浪記の寄稿が有り故郷の山崎城を認識し帰省の折にと考えてましたが武漢コロナウイルス禍で中々移動が難しく今回の鶴丸城御楼門と九州未踏の城廻り(城廻り累計32城目)の帰路途中に鳥取入りし寺参り墓参りの序にと「稲葉山崎城」を訪ねました。
 行程は国道373号線を北上し横目に利神城、武蔵の最初の決闘場を車窓チラ見、佐用平福ICより無料鳥取道を北上、河原城をチラッと見て河原ICを降りる、県道32号線をを東方向、船岡、郡家、国道29号線を一部通り、県道39号線山道山越え国府町中河原辺りから県道154号線へ殿ダムに抜ける道を入り殿ダムの手前に大きい看板が有り到着。車は交通量が少ないので登城口の幅の広い所に路駐、または直ぐ近くの殿ダム駐車場か手前の駐車場エリア十分駐車台数可能。

 情報ガイドは何時もの城郭放浪記さん古城盛衰記さんですが今回は古城盛衰記さん案内図を参考にしました。
 今回は当日雨で条件が悪く登城口、案内板、殿ダムから全体撮影だけと成りました、城郭は袋川、上地川に守られた要害の地、草が枯れて雪前の登城が最高でしょうから次回の帰省タイミングで再訪できたらと思っております。

 歴史は看板によると源平の頃因幡守であった大江広元の子孫で12代続いた家柄、天文年間(1532~55年)一族の市場城(私部城)毛利豊元に攻められ落城と有ります。 大江広元の子孫と言えば安芸毛利元就も同族。
 
 次に殿ダムの頂部道を渡り県道31号線を国府町経由鳥取城へ約10km程の北西に走る。

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ロックフィルダムを渡って山崎城へ (2019/09/20 訪問)

山崎城西側の袋川対岸、ロックフィルダム右岸たもとに車を停めてアクセス。山崎城は、尾根に取りつくまでコンクリート舗装の歩道がありました。
ダム堤右岸に管理棟があり、資料室があります。付近のジオラマがあります。ロックフィルダムの下流側は切石の白い花崗岩だが、反対の湖側は丸っこい黒い安山岩が敷き詰められている。見た目対策? ちなみに山崎城は安山岩の山体です。

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こるまろ

ダムと共存共栄してる山城跡 (2019/03/07 訪問)

殿ダムのお隣にある山城跡です。 2011年に殿ダムが完成したことで周辺整備されとても登りやすくなっていました。 山腹からはロックフィル型ダムの殿ダムが望めます。
ブログ:https://minkara.carview.co.jp/userid/1532104/blog/42645077/

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城郭情報

分類・構造 連郭式山城
天守構造 なし
築城主 因幡毛利氏
築城年 天文年間(1532〜1555)
主な改修者 不明
主な城主 山崎毛利氏、私都毛利氏
廃城年 不明
遺構 曲輪、石垣、土塁、堀切、竪堀
再建造物 石碑
住所 鳥取県鳥取市国府町山崎