JR飯田線/身延線沿線城巡り4日目の3城目は高根城です。
和田城から転戦。県道389号線の林道立山線入口(35.152191、137.876308)から林道に入り、そのまま車を進めた終点が駐車場です。
1414年(応永21年)後醍醐天皇の孫・尹良親王を守るため、地元豪族・奥山金吾正定則によって築かれ、水窪川対岸には親王のための仮宮が建てられたそうです。
戦国時代には駿河今川氏に属したが、今川氏が衰退すると、武田信玄の遠江侵攻が始まり、1569年(永禄12年)城主・奥山民部少輔貞益の時、姻戚関係にあった信州遠山氏に攻められ落城しました。
落城後、武田方により改修が行われ、1572年の遠江侵攻においては武田軍の拠点となったようですが、長篠の戦い後、武田氏の遠江からの撤退により廃城となりました。
2001年(平成13年)に主殿・城門・井楼櫓・柵条が復元されました。
自分が駐車した場所から城址までは比高を意識せず、ほぼ横移動で行ける為、初心者にも城好きにもオススメです。
手入れが行き届き堀切や曲輪跡など遺構が程よく残っており、戦国時代の中世山城の雰囲気を感じることができます。
攻城時間は35分くらいでした。
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