5月3日から5日浜松市遠州浜海岸中田島砂丘の凧揚げ会場で初子の誕生を祝う凧揚げ祭りが有ります、去年は中止、今年は規模を縮小して初子の凧は揚げ、一般観客は入れないで各町内の凧揚げのみ、車での入場は会場周辺禁止に成ってますので会場から西に約1.5km程の米津海岸防潮堤で遠望する約40程の凧を確認。米津台場はその途中に有ります。
ルートは国道1号線米津交差点から南に約100m程の左手東側小山が米津台場、駐車は手前の三角コーナーに路駐余裕有、樹木が茂り立ち入れる所は、案内板、案内石碑、頂上部の小山、小山に昭和12年軽爆機殉難慰霊碑の有る所まで、南に用水路、用水路に台場橋が架かってる。
歴史、概要は案内板に依ると安政2年(1855年)幕命により浜松藩主井上河内守正直が武士と付近の農民に築かせた、当時台場は東、西、中の三ヶ所から成り、砲身約5.5m、重量約2t、口径人頭を入れるに足りる大砲3門を備え守らせた。現存する台場は高さ約6m、周囲約72mの円丘を成してる中台場である。築造当時は高さ27m、前面は全部石積で突角をなし内部の下層は穴蔵、上部に大砲を備えていたと。
当時は用水路前が海岸線で現在地盤隆起で海岸線が南に約200~300m伸びてます、また2011年の東日本大震災の津波被害を予想される東南海地震の津波対策として浜松市に在る一条工務店が約300億円の防潮堤への寄付を基に県、浜松市、企業有志の財源で天竜川から浜名湖約17,8kmに高さ約15メートルの大防潮堤が約8年かけ2020年3月に完成してます。
防潮堤上からの眺望は西は浜名湖、渥美半島が見渡せ、東が今日4日は凧揚げの凧が40基ほど遠望出来、天竜川、竜洋までの海岸線及び砂丘を眺望出来、遠州灘は洋々としてます。
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