川口城の登り口は麓にある天神社の右手にあります。そこから階段を上っていくと
ほどなく主郭下に展開する帯郭にたどり着きます。帯郭には竪堀(堀切)が二本ほど
かかっています。そこからすぐ主郭にたどり着きます。やや左に傾いた南北に長い
形状をしていて、歩いてみたところ南北27m、東西11mくらい。案内板には南北
約30m、東西約10mとありますから歩数計側もおおよそ合っていると思います。
主郭南には東屋があって西南側には矢作川が望めます。武田勝頼の軍勢の来襲を
受けた時には次席家老澤田次郎大夫貞次の子、新左衛門が討死したと案内板に
書かれています。城主の代わりに討死したということになりますが、その後の川口城
のことは不明です。
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