JR飯田線/身延線沿線城巡り1日目:新府城
(2021/06/27 訪問)
JR飯田線/身延線沿線城巡り1日目の3城目は新府城です。
韮崎民族資料館から転戦。新府公園駐車場(35.737801、138.426310)駐車しました。
神社階段から攻城しました。この階段、結構きついです。階段横に参道(乙女坂)あります。
新府城は1581年(天正9年)、武田勝頼が家臣の真田昌幸に命じて築かせた城です。
躑躅ケ崎館にかわる新たな本拠地として築いただけあって、非常に大規模な城であり、武田家を代表する甲州流築城術の集大成となる城でしたが、織田軍が甲斐へ侵攻すると勝ち目が薄いと見た勝頼は自ら城に火を放ち、落ちていきます。
家臣 小山田信茂の岩殿城へ向かった勝頼でしたが、信茂の謀反にあって入城かなわず、天目山を目前に田野の地で自刃。ここに武田氏は滅亡しました。
その後は新府城も廃墟となっていましたが、徳川家康が北条氏と甲州をめぐって争った際には、これを修復して本陣とし、戦局を好転させたと伝えられています。
現在も土塁や空堀などの遺構が残り、本丸跡には神社が建立されています。
民俗資料館でいただいたパンフレットがとても役に立ちました。
大手桝形虎口のあたりは開けていて大きな桝形虎口ときれいな丸馬出し、三日月堀が最高です。
新府公園駐車場に駐車、無料、東出構の目の前、常時開放、トイレ洗面なし。
攻城時間は45分くらいでした。
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