有料エリア以外では、二之丸 大手二之門北側と同様に、三之丸 東大手門跡北側も刻印が多いです。
ここも殆ど情報がありませんが、蜂須賀氏と山内氏の文字の刻印があるとの事で、刻印探しに行って来ました。
外堀沿いを北へ向けて行くと、蜂須賀至鎮(蜂須賀阿波守)の家臣である山田の名が刻まれた「はちすか内 山田」があり、蜂須賀の丁場と思われました。
奥に進むと多種の紋様があり、特に「卍」、「三鈷杵のようなもの」、「変り輪鼓」、「違い山形」が多かったです。中でも「卍」は8個、「三鈷杵のようなもの」は6個もありました。
途中で山内氏の家紋「丸に三つ柏」があったので、山内忠義(松平土佐守)の丁場と思われました。
更に奥にも山内氏の「□山内左太」がありましたが、右下隣りに蜂須賀氏と思われる「い修理(?)」+「弦巻」がありました。
山内氏の丁場に入ったと思っていたのに、蜂須賀氏の刻印が再度あり、混在して謎でした。
丁場割図にはないエリアで、どの大名の丁場か明確には分かりませんが、少なくとも蜂須賀氏と山内氏の丁場と考えられます。
これまで行った石丁場や残石で見た前田氏とされる刻印に似たものが多かった印象ですし、他の担当大名が混在しているかもしれません。
まさか各大名が持って来た石を寄せ集めて積んだとか?謎で面白いです。
草ボーボーの所が結構あり、草刈り後に撮影しました。
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