主郭のある後城に前城から歩いて行くと空堀が見えてきます。いい形状を保っています。主要部分はよく手入れされていて気持ちよく散策できます。
縄張り図を見ると後城の西側には畝状竪堀が描いてありますが、標識もなくよくわかりません。楽しみにしていた所でもあり少し登城路を外れて彷徨い探してみるとそれらしい地形はありましたが、自信はありません。
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2025/03/20 22:12
2025/03/20 21:46
前城付近 (2025/03/20 訪問)
恒屋氏の城と伝わっています。北側の標高236mの後城と南側の標高198mの前城からなっています。南北に細長く尾根を利用した縄張りで、東側は急斜面ですが西側は比較的緩斜面で畝状竪堀と空堀が設けられています。tudo94さんと同じように前城付近と主郭のある後城付近と分けて投稿します。前城の竪堀群は標識もあり比較的わかりやすい所もありますが、藪になっていて見づらいところもありました。
登城路は整備され散策しやくなっています。JR溝口駅より徒歩で登城口の駐車場まで30分くらいでした。
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2025/03/12 07:12
イベント前の攻城②後城編 (2025/03/08 訪問)
三の郭の奥の虎口から降りたところと畝状竪堀群が連なる犬走りの合流地点は前城と後城の間の鞍部になり、一直線に土塁が伸びています。その先の二の丸下の横堀が、恒屋城の中で最も見栄えがする遺構なのではないでしょうか。二の丸の端には横矢がかりの表示があります。本丸に至るまでにも、帯曲輪状の郭がいくつも重なっていました。吉川弘文館の「近畿の名城を歩く」に載っていない城で、これほど素晴らしい城に巡り会えるとは思ってもいませんでした。
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2025/03/11 07:22
イベント前の攻城②前城編 (2025/03/08 訪問)
書写坂本城からの転戦です。砂利敷きですが、トラロープで区画が示された立派な駐車場が完備しています。案内によると登城口から前城まで20分所要とのことですが、私は7分ほどでたどり着くことができました。麓からも幟が見えるテラス状の郭が前城で、その上に三の郭があります。前城からは浅いながらもきれいな畝状竪堀が落ちています。犬走りから下に落ちている畝状竪堀群はもう少し深さはあるのですが、樹木が邪魔をしていて見栄えはあまりよくありません。ここまででも十分素晴らしい城なのですが、本丸となっている後城へと進んでいきます。(後城編へ続く)
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分類・構造 | 山城 |
---|---|
築城主 | 恒屋氏 |
築城年 | 長禄2年(1458)頃? |
主な城主 | 恒屋氏 |
遺構 | 曲輪、土塁、堀切、横堀(空堀)、竪堀 |
指定文化財 | 市史跡 |
再建造物 | 碑、説明板 |
住所 | 兵庫県姫路市香寺町恒屋字城山 |
問い合わせ先 | 姫路市文化財課 |
問い合わせ先電話番号 | 079-221-2786 |