小諸城を終えて一泊した後、昼から高島城に訪れました。高島城は諏訪頼忠が家康と江戸に移ったことを機に、豊臣秀吉の家臣、日根野織部正高吉が諏訪に移り、高島城を築きました。高吉は安土城や大坂城の築城も担っていたため、城造りは得意だったそうです。7年かけて築いた後、1601年諏訪頼忠が戻ってきて諏訪高島城の城主になりました。明治時代の廃藩置県によって天守は壊され、公園となりましたが、今は櫓と天守が復元されています。
高島城は周りが水堀で囲まれていて、石垣がたっています。石垣の上には復元土塀が置いてあります。高島城はおそらく周り混むのが大変な城だったと思います。冠木門から中に入りますが、そこまで辿り着けない気がしました。櫓や天守は復元なのですが、石垣が一部残っていて、三の丸門も現存しています。おそらく当時は冠木門と三の丸門の二つの門、土戸門の三つしかなかったと思います。中に入るとひろい本丸があり、池がありました。当時もここは庭園だったのかな?天守に入ってみると中は資料館になっていました。御城印を買い、スタンプを押して最上階へ、天守からは本丸全体を観れる他、桑原城など武田信玄が攻め落とした諏訪氏の山城も見えます。さらにうっすらですが形ははっきりと富士山が見えました。
石垣は野面積みが多くてどこへ行っても横矢掛けになりご愁傷様です。復元度は多いものの当時の面影が想像できて面白かったです。
評価
遺構★★
建物★★★
行きやすさ★★★
全体★★★
攻城時間
40分くらい
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