有岡城は元々は伊丹氏の城であったとされています。天正2年(1574)荒木村重が伊丹氏を破って入り大改修を行い、主郭部や町屋・侍町を土塁や石垣で囲った惣構の城として完成しました。
その後、荒木村重の謀反により織田信長の大軍に囲まれ10ヶ月のう攻防戦の末に落城しました。かつての主郭部は古城山と呼ばれ、堀跡や土塁が残っていましたが明治以降開発が進み、土塁や石垣、礎石建物跡(展示名まんま)などが残っています。
かつて黒田官兵衛が村重の説得に向かい土牢に閉じ込められたという伝承が有りますが、土牢の件に関しては真偽は定かではないようです。
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