先月大分侵攻に行った際に、岐部城でバイクで城巡りをしている人と遭遇しました。
自分は見終えた後、彼は北陸ナンバー、歳はひと廻り程若い方でした。
荷物は満載、でもデント類は積んでいなかったのでホテル泊なんでしょう。
車の中から眺めていてとてもシンパシーを感じて思わず声を掛けたくなりました。
と同時に寂しさと羨ましさの混じる複雑な気持ちが襲ってきます。
昨日の投稿で北海道シリースは一区切り、実際はもう少々続くのですが区切りもいいので。
本格的に城廻りを始めたのは5年前、19年の春だったと思います。それ以来9割以上をバイクと共に訪問しました。
山城の魅力に取りつかれて19年に九州本土内登録城の8割を勢いだけでバイクと共に訪問しつくしました。
登録城以外の城に行くようになってからも、西日本の正続100城廻りもずっとバイクが一緒でした。
数年前には自分が日本中を走り廻るなど想像していませんでした。
逆に言うと沖縄を除く都道府県をバイクで走破出来たのも城の存在があったからで城とバイクがが自身の世界を広げてくれました。
加齢により山城を廻りながらバイクを運転する事を繰り返すのが徐々にきつくなって来たのは当然の成り行きだったと思っています。それに昨年のバイク事故も何かのメッセージだったのかもしれない。今回の北海道行はバイクで行く最後の城廻りで出かけました。予想以上の成果だったのでバイクと城の良い終わり方が出来て本当に良かった。今は車で城廻りをしています。
城廻りをされている若い方々はまだまだ時間があります、是非自分のスタイルで沢山の城を廻って直に見て欲しいなと思います。
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