東九州城巡り 日出城・臼杵城・佐伯城・延岡城・佐土原城・志布志城・飫肥城の七城を巡ってきました。
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2025/09/30 13:19
2025/05/30 18:53
森つながり (2025/05/05 訪問)
佐伯城は標高144m・比高135mの城山山頂に築かれた山城です。慶長7年(1602)佐伯藩初代藩主・毛利高政によって築かれました。
毛利高政は豊臣秀吉の子飼いの武将で、元々は森氏を称していましたが、後に人質として送られた毛利輝元より毛利姓を賜り、毛利氏を称しています。このあたりのいきさつは元ネタである城郭放浪記さんのサイトにも記載があります。本家公認というやつですね。
高政は関ヶ原の合戦では西軍に属し、丹後田辺城攻めに参加しています。西軍が敗れた後も改易を逃れ、慶長6年に佐伯へ2万石で転封となりました。佐伯城は翌年、当時八幡山と呼ばれた城山に築かれたものと見られます。
九州はまだニッポン城めぐりで本格的に攻略が出来ていないので、武将集めに近くまで寄ったのですが、晴天にそびえる本丸の石垣の引力に逆らえず、そのまま登城と相成りました。これは仕方のないことだと思います。
江戸期に藩主の住まう所となった三の丸を通過し、登城道を登って、本丸の石垣にまで到着しました。やはり晴天の下で眺める本丸下からの眺望と、山上の石垣は素晴らしかったですね。
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2025/03/28 18:03
一期一会の出会いあり (2025/01/24 訪問)
佐伯駅から徒歩で最初に向かったのは城友さんおすすめのごまだしうどんのお店、味愉嬉食堂さん。以前ごまだしをクール便でいただいたことがあり、こんど佐伯城にいく時には是非お店に、と思っていました。
味変過程が楽しくて美味しいごまだしうどんをいただき、マスターともたくさんお話しして、お土産にごまめを購入してから登城スタート。
前回は登城の道から登って翠明の道から下ったので、今回は独歩碑の道から登ってみました。3つの道の中ではいちばん緩やかな道です。ここからしか見られない眺めもあり、楽な道だからと避ける必要もないなと思いました。
本丸で暫し景色を楽しんでから、前回行かなかった若宮の道を下って雄池と雌池に行ってみました。どちらも石垣で囲われており、地下からの湧水と斜面から流れる雨水を溜めていたそうで、さらに県指定天然記念物のオオイタサンショウウオの産卵場所になっているそうです。(現地解説板でお勉強。)これからは山城に行ったら水の手に注目してみようと思いました。
北出丸、本丸に戻ってきたところで地元の方がお声がけ下さり、城下の景色を見ながら佐伯の戦前からの歴史についてお話しくださいました。
初訪問であれば二の丸や西出丸の方へ行きたいからとお話を断っていたかもしれませんが再訪なので絶対にそちらへ行かなければならないということもないので、その方のお話を伺いながら独歩碑の道から一緒に下山しました。地元の方だからこその思いもお聞かせいただけてとてもいい時間を過ごせました。
城下の方々との触れ合いが楽しい佐伯城訪問でした。
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2025/03/02 08:03
三連休の攻城③ (2025/02/22 訪問)
豊後松尾城からの転戦です。佐伯市歴史資料館にて続100名城のスタンプと城カードをゲットしました。今まで佐伯城に来たときは泊を大分市にとっていたため、城も資料館も駆け足で巡っていましたが、今回は初めて佐伯市に泊をとりましたので、じっくりと資料館の展示を楽しめました。栂牟礼城、栂牟礼合戦の映像を見て、翌日の栂牟礼城再訪を決めました。毛利高政や大鉄砲の展示など、たっぷりと楽しめました。そして城の方も、北出丸に初めて足を伸ばして雛壇の石垣も拝むことができました。三の丸では御殿跡の発掘調査が行われていました。
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城地種類 | 山城 |
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築城年代 | 慶長11年(1606) |
築城者 | 毛利高政 |
主要城主 | 毛利氏 |
文化財史跡区分 | 県有形文化財(三の丸御殿櫓門) |
天守の現況・形態 | 独立式望楼型[3重/1606年築/焼失(火災)] |
主な関連施設 | 碑、説明板 |
主な遺構 | 曲輪、櫓門、石垣 |
住所 | 大分県佐伯市鶴谷城山 |
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問い合わせ先 | 佐伯市役所 |
問い合わせ先電話番号 | 0972-22-3111 |